絶景が待つ広島の高尾山・岩谷観音アタック！登山初心者もトライしやすい低山

動画で見る、高尾山の絶景スポット「岩谷観音」登山

絶景を求めて高尾山へ。登山の様子と、絶景スポット「岩谷観音」とここからの風景は以下の動画からご覧ください。

府中町の高尾山・岩谷観音から見る広島の風景は素晴らしかった。広島には魅力的な登山スポットがたくさんありますね！

水分峡から高尾山・岩谷観音までの登山の道のり

水分峡森林公園駐車場からは遊歩道に沿って歩きます。小川に沿って歩く遊歩道は綺麗に整備されています。

筆者が訪れた時期は紅葉シーズンだったのでモミジが赤く染まる様子なども楽しめました。夏季にはここで水遊びをする親子も多いよう。

川に降りられたり、トイレがある場所には岩谷観音ルートへの案内図があるのでチェックしておくと◎

水分神社にて登山の無事を祈願したら、その脇の階段をのぼり「岩谷観音」の方面へ。

階段が作ってあったり、平坦な道もあったりして足元は様々。飽きずに登れます。

中腹までくると、岩場を利用してつくられたような階段も多くなる。滑りやすいので注意。

登山途中にも、プチ展望スポットあり！

しばらく登ると、プチ展望スポットに到着。

眺めがいいが、ここが岩谷観音…？と思いながら山頂方面を見上げると、まだまだ上の方にソレらしき巨石むき出しの場所あり。“岩谷観音は、きっとあっちだな…” と歩みをすすめます。

先ほどの展望スポットから少し歩くと広場のような場所に到着。ここは「岩谷観音跡」と呼ばれているようで、現地看板によると

岩谷観音は甲斐の国（現在の山梨県）の武士 近藤三郎左ヱ門によって開祖されたといわれる。 観音菩薩は近藤が浪人中、海岸で魚を獲るため仕掛けた網にかかって引き上げられた石佛であると言われ、終戦後に信者によって此の地に祭られた。現在は安芸町温品の岩谷寺に安置されている。
一部抜粋

ここには建物があったようですが、火事ですべて焼失したとのこと。広場の奥にある石碑の間を抜けて「高尾山」への案内方面へと歩みを進めます。

石を組み合わせて小さな階段が作られています。どなたか存じ上げませんが、よくぞこんなところにまで階段を作ってくれました・・・・（合掌）

一部「落石注意、素早く通り抜ける」との注意書き看板も。

雨の後などには通りたくないポイントです。

高尾山の絶景スポット「岩谷観音」へ到着！

巨石がむき出しになっている場所に出れば、岩谷観音に到着！ここが高尾山の絶景ポイントです。

広島市中心部やその先の瀬戸内海を眺めるように、観音様が浮き出すように掘られた岩もありました。

「おかあさん、それは かんのんさまです 合掌」・・・・？

兎にも角にも美しい景色が広がる場所でした。

ここから進んだ先に高尾山山頂がありますが、木々などで視界が遮られているため、高尾山からの見晴らしは “岩谷観音がベスト” と言われています。

また登山好きの間では、高尾山と連なる「呉娑々宇山（ごさそうざん）/ 682.2m 安芸郡府中町」とセットで縦走する人も多いようです。

筆者は高尾山の岩谷観音で引き返しましたが、どちらも “登りやすい低山” と言われていますので、行ける方はトライしてみては。

高尾山から呉娑々宇山への縦走ルート / 府中町ホームページより

ちなみに、筆者がスタートした水分峡森林公園（広島県安芸郡府中町石コロヒ83番）の駐車場は17時以降は施錠されます。車でお出かけの方はお気をつけください。