公開:2020/03/28 Mika Itoh │更新:2020/03/30
黄色の可愛いボンボン花、ミツマタの甘い春の香りに包まれる安芸高田の群生地
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- 安芸高田市 スポット 観光


ふわふわと虫居谷(広島県安芸高田市)一面が黄色の花で染まる、ミツマタの群生地が満開で見頃を迎えました。丸くて可愛い花が黄色いトンネルを作る、春の風景をご紹介。
黄色くて可憐なミツマタの花が満開になり、山奥の斜面をふわりと埋め尽くす風景が、広島県の安芸高田市に広がっています。

ミツマタは、小さな黄色の花が丸く集まってボンボンのような形で咲いている花。

広島県の安芸高田市にはミツマタの群生地があり、春になると辺り一面が鮮やかな黄色の花でいっぱいになります。

ミツマタの細い枝の先には、花がたくさん。高い場所まで枝が伸びて花を咲かせる姿は、ふわふわと浮いているように見えます。
ミツマタの群生地で、黄色い花のトンネルを歩く
以下の動画は、2020年3月26日のミツマタ群生地の様子。
ミツマタの花を下から見上げると、小さな花がたくさん集まり丸い形になって咲いているように見えるのですが、

上から見ると、丸くなっているのは下半分だけ。

一般的に花は、太陽の方(上)を向いて咲いているものが多いですが、ミツマタは逆で下を向いて花を咲かせます。

そのため、上から見下ろすと花の裏側の白い部分が見えるので、自分の背より低い場所に咲いている花は白っぽく見える。見る角度や位置によって、花の色や印象が変わります。

この場所・虫居谷(むしいだに)がミツマタの群生地になったのは、ミツマタを和紙の原料として使うために植えられていたから。

時代の移り変わりとともに収穫することが無くなり、生息域をどんどん広げて谷いっぱいに広がったのだとか。

ミツマタの花の例年の見頃は、毎年3月下旬~4月初旬ごろまで。
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