黒田博樹が広島で引退会見「カープの優勝が決まった時に引退を決意した」
引退を発表した広島カープの黒田投手が、広島市内にて引退会見を行ないました。リーグ優勝した後、本格的に引退を考えはじめ、1番最初に新井選手に伝えたとのこと。
広島東洋カープの黒田博樹投手が2016年10月18日、広島市内のホテルで引退会見を行いました。
「本日はお忙しい中、このような時間帯にこのような場を設けて頂きありがとうございます。昨日球団のほうに引退の意向を伝え、了承して頂きました。ファンにも登板の前に報告できればいいかなとおもって、この場を設けて頂きました。」
――引退を決意した理由は?
沢山あるんですが、日本シリーズの登板も残っていますし、なかなか全てをお伝えするのは難しいのですが、一つは今年リーグ優勝して日本シリーズに進出できたというのが大きな1つの要因です。
――引退を意識しはじめたのは?
2~3年前から、引退についてはずっと意識していました。具体的に考え始めたのは9月すぎです。カープの優勝がきまってから、本格的に考え出しました。
――引退は誰かに相談した?
引退に関しては自分自身で決めましたし、鈴木さんにも相談しました。選手の中では新井だけには伝えていました。
――新井選手にはいつごろ伝えた?
はっきり覚えていませんが、たしか優勝が決まった後だったと思います。
――新井選手からどんな声をかけられた?
「もう1年やらないんですか?」と言われましたけど、自分の意志がけっこう固かったので(新井選手も)納得してくれたと思います。
――引退報告のタイミングをこの時期にしたのは?
僕自身はシリーズがすべて終わってから皆に伝えようと思っていたんですが、日本シリーズの進出が決まって、自分はもしかすると次の登板が最後になるかもしれないと思ったので、その前にまずチームメイトに伝えないといけないという気持ちがあった。沢山の人にも応援してもらったので、自分の口から伝えなければと思って、このタイミングになりました。
――引退に悔いはない?
今年みんなの力で優勝を経験させてもらって、最高のシーズンを送れたのでまったく悔いはないですね。
――日本シリーズへの想い
あと何試合登板できるかわからないですけど、毎回最後の登板のつもりでやってきたので、それは変わらないので、目いっぱい、ケガを恐れずに投げていきたい。
――ファンへのメッセージ
去年広島に帰ってきて、今まで本当にたくさんの声援を頂いたので、日本一という形でなんとか恩返しできるように選手一丸となって戦って行けたらと思います。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際はご確認ください。
あわせて読みたい
- JR×広島カープ、駅構内や車内で選手の啓発放送を実施
- 待ってました!ジェット風船 3年ぶり、マツダスタジアムで復活へ
- 世界一!ティファニー製のWBC優勝トロフィー、広島・マツダスタジアムで3日間限定展示
- 広島カープ中村画伯作・栗林選手の似顔絵Tシャツを販売、ステッカー付きで
- 鯉型ボトルのワイン「ペッシェヴィーノ」が、カープ応援ボトルを販売
- アンフィニ広島 新CM、カープ坂倉・石原の「棒読みコンビ」再び