呉ビール「海軍さんの麦酒館」が閉店、広島初の地ビール
広島県で初めて地ビールを呉で誕生させ、25年愛され続けてきたブルワリー併設レストラン「海軍さんの麦酒館(旧 麦酒館クレール)」が2021年1月31日で閉店。運営する呉ビール株式会社も同日解散する。
呉ビール株式会社が運営する広島県呉市の「海軍さんの麦酒館」が、2021年1月31日で閉店する。
海軍さんの麦酒館は、JR呉駅から徒歩5分程の場所に建つビル・ビューポート呉の1Fに入る、地ビール製造販売所(ブルワリーを併設したレストラン)。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年12月31日から臨時休業していました。
海軍さんの麦酒館の閉店理由は、新型コロナウイルスの影響を含む経営悪化で、運営する呉ビール株式会社が2021年1月31日に解散することに伴い、レストランも同日に閉店することが決まったと報じられています。
呉の地ビール「クレール」として誕生
海軍さんの麦酒館は、1996年にオープン。当時は、呉の地ビール「クレール」の名で販売スタートしており、併設するレストランは「麦酒館クレール」として営業していました。
海軍さんの麦酒館(旧クレール)が1Fに入るビル「ビューポート呉」
後に、地ビール名はクレールから「海軍さんの麦酒」へと変更され、併設するレストラン名も「海軍さんの麦酒館」へと変わりました。
クレールのオープン時は、広島県で初めて誕生した地ビールとして話題を集め、レストランの客席からはブルワリーの大きな醸造設備が眺められる、当時の広島では珍しい店舗でした。
翌年の1997年には、広島市内で呉の地ビールが飲めるお店として広島市中区銀山町にオープンしたビアホール『ミュンスター』で、呉ビールの「ピルスナー」「ヴァイツェン」「アルト」をベースに季節メニューなどが提供されていました(お店は数年前に閉店)。
「クレール」時代から計25年、地元民や観光客にも愛されてきた
近年では「海軍さんの麦酒館」のほか、県内各地の商業施設や土産店などで「海軍さんの麦酒」の瓶ビールの販売などが行われていましたが、
公式サイトの通販ページは1月27日時点ですでに販売を終了しており、その他の取扱店舗も在庫がなくなり終売となる。
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