公開:2015/11/22 伊藤 みさ │更新:2021/11/02
第三音戸大橋は展望台の役目も!海にせり出す歩道付き「橋を眺めるための橋」
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音戸大橋と第二音戸大橋の2つを眺められる、3つめの「第三音戸大橋」。歩道橋としての役割だけでなく、展望台にもなっています。
音戸の瀬戸にかかる音戸大橋と第二音戸大橋。この2つと同じ形をした可愛いサイズの3つ目の橋「第3音戸大橋」が、2013年末より供用開始となっています。
第三音戸大橋の正式名称は、坪井広場横断歩道橋。
第三音戸大橋は、第二音戸大橋の入口(倉橋島側)のひまねきテラスにあり、道路をまたぐように南北に架けられています。
※俯瞰から見た位置イメージ
第三音戸大橋は歩道橋としての役割だけでなく、音戸大橋と第二音戸大橋の両方を見渡せることができるようにと海にせり出た歩道も作られており、
音戸瀬戸や2つの音戸大橋を撮影できる展望スポットにもなっています。
アーチ型の赤い橋が3つ並ぶ、音戸の風景
日招きテラスに駐車して第三音戸大橋を渡ってみます。
第三音戸大橋には、ちゃんと橋の名前もかけられていました。
この歩道橋の本来の構造は両側の支持台に桁(けた)をのせる桁橋(けたはし)というシンプルなものだそうですが、音戸大橋や第二音戸大橋とデザインを合わせるために、アーチ部分が装飾品として取り付けられています。
この橋を渡って歩道橋の南側に出ると、音戸大橋が見えます。
(音戸大橋)
音戸大橋といえば、なんといっても目のまわりそうな螺旋部が特徴的ですが、
(音戸大橋の螺旋部)
第3音戸大橋(歩道橋)はこの音戸大橋の螺旋部も模してあり、南側の階段部分はぐるりとカーブした螺旋階段になっています。
(第三音戸大橋の南は螺旋階段に)
さらに、歩道橋の南側には、海にせり出すように伸びた歩道がつくられています。ここからは、音戸大橋と第二音戸大橋を眺める事ができます。
筆者が訪れた日にも、写真愛好家の方が熱心に橋や海峡の眺めを写真におさめていました。
(第二音戸大橋)
可愛らしいミニサイズの第3音戸大橋は、展望ポイントとしての役割のほかに、それ自体もちょっとした見どころになるように手を加えてあり、“魅せる” 工夫や思い入れを感じました。
歩道橋の北側・南側ともに駐車場が用意されているので、ドライブの途中に立ち寄ってみては。
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