公開:2024/06/08 伊藤 みさ │更新:2025/03/12
呉市「中央公園」が防災機能アップで再整備工事中、集客イベントで活用も
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呉市中央にある中央公園が防災公園としてリニューアルすべく再整備工事がすすめられています。完成は2027年度末予定といわれており、園内一部利用ができないところもあり
1972年の完成以降 呉市民の憩いの場として親しまれている中央公園(広島県呉市中央)が、防災公園として生まれ変わるべく再整備工事が進んでいます。

2024年3月撮影時、噴水は撤去済

2025年3月にはきれいな更地に。敷地横には新たな建物もでき周辺の風景も少しずつ変化
呉市の防災計画では、避難所として使用される想定の呉市体育館・災害対策本部などが置かれる呉市役所本庁舎と中央公園が連携。
中央公園は防災中枢拠点として位置づけられたことから、再整備が始まりました。
2024年2月より中央公園内「自由広場」および園内一部通路が利用中止・通行止めとなり、現場にはフェンスがたてられています。

公園のシンボル的存在だった噴水モニュメントは、2024年3月に撤去。

撤去される前の噴水モニュメント
このモニュメントは、今後新たに設置される予定の噴水の一部に使えないか検討中だそうで、噴水周辺は盛土が行われる予定。
自由広場の利用停止期間は2024年9月上旬頃までの予定となっており、工事の進捗状況はフェンス越しに見ることもできます。
中央公園(呉市)、普段は憩いの広場・有事には使える機能を備え
現在整備中の自由広場は、呉市の資料によると広さ4000平方メートルに。広場の周りにはベンチが多く配置され、屋根付きのテラスや屋根付き休憩スペースもあり。

2025年3月にはイメージパースも掲示されていました
また、自由広場を中心としそのそばには以下が整備されます。
- プロムナード(市役所から体育館へと繋ぐ通路)
- キッズ広場(乳幼児向け)
- ふれあい広場(ベンチや遊具を配置)※体育館駐車場横
平常時は来園者が自由に過ごせる公園として使われるほか、集客イベントも開催できるように大規模な平面を確保。
災害時は、屋根付きスペースは物資の一時的備蓄場所・救護施設等として利用。ベンチは座板をはずせば「かまど」として利用できるなどの機能が備わります。
自転車置き場は間仕切り付きのマンホールトイレに変身、ソーラー発電の園内照明は停電・災害時にも灯りがつくのはもちろん、携帯の充電も可能!
憩いのスポットとしてだけでなく、様々な機能を配し広域避難場所として生まれ変わる呉市の中央公園。
完成は2027年度末の予定となっています。
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