公開:2024/01/09 Mika Itoh │更新:2024/01/09

三原の老舗店「オギロパン」閉店、105年の歴史に幕

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創業から100年以上、広島県三原市で愛され続けてきた老舗パン屋「オギロパン」が閉店しました。理由は経営難によるもので、コロナ禍以降は更に販売量が落ちていたようです。

広島県三原市の老舗のパン屋さん「オギロパン」が、2024年1月6日に閉店したことを発表しました。

三原の老舗店「オギロパン」閉店、105年の歴史に幕

オギロパンは大正7年から営業していた、三原で愛され続けてきた人気店。開業当時は製パン店はとても珍しい存在だったようで、広島県内では最も古いパン屋とも言われています。

昔ながらの懐かしさが残るラインナップが人気で、三原駅前の天満屋やジャスコ(後のイオン)にはインストアベーカリーとして出店。

その後は三原市内だけでなく、広島市や東広島市のスーパーでも取り扱いが広がっていき、テレビや多くのメディアなどでもよく取り上げられているお店でした。

オギロパンは閉店と同時に、2024年1月6日に倒産。閉店理由は経営難によるもので、このタイミングで閉店したことについて以下のようにコメントされています。

まだ若干資本が残っているうちに、従業員の再就職ができる環境をつくりたかったこと。諸経費の増加による経営の圧迫により、これ以上の利益率の向上が望めないこと。過去の融資について、返済の見込みが薄いこと。消費税、社会保険料の滞納が増え、こちらも返済を続けると従業員の解雇が難しくなること。 以上が、一般的に言われる、自己破産の理由ですが、やはり、古い話になりますが、バブル崩壊からの業態変化での経営形態の失敗が一番の理由だと考えています。

創業から100年を超えて地域の味として親しまれ続けたオギロパン。閉店は非常に残念です。

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