福山駅前再開発 キャスパ跡地に25階建て「アルファゲートタワー」、商業施設とマンションに
福山市・旧キャスパ跡地に3棟町ビルが建つ計画「三之丸町一番地区」。一番福山駅に近い場所に商業施設を含む高層マンション・アルファゲートタワー福山駅前が建設中。隣接するビル2棟も完成・工事中です
JR福山駅前(南口・ばら公園口)、旧キャスパ・福山と~ぶホテルビル跡地に地上25階建ての高層マンション
アルファゲートタワー福山駅前が2023年度内の竣工を目指し、工事が進められています。

2022年9月撮影時の様子
福山駅に降り立ち、南口から出るとすぐ右手に現れる高いクレーン!
この場所に高さ約86m、地上25階建ての高層マンションが建つ予定。

2021年10月に公開された外観イメージ
1・2階には商業施設が入り、3階にはコワーキング機能を備えたオフィスや住宅共用施設。4階以上に約191戸の住戸を配置した施設構成へ。
11階には福山城を正面に望むビューラウンジ(住居者用)を配置。ここは災害時の帰宅困難者の一時滞在施設の機能を持たせるとしています。
「三之丸町一番地区」に北・中・南の3棟が建つ
旧キャスパ跡地の再開発は「福山市三之丸町一番地再生事業」として、地元福山のトモテツグループとキョーエイネクスト、そして穴吹興産の 3社が推進しているもの。
2021年2月に旧キャスパビル・福山と~ぶホテルビルの解体工事を完了。

旧キャスパ(左)と、旧と~ぶホテル(右)
この跡地に3つの棟が建つ予定となっています。

現地看板より。左から南棟・中棟・北棟となる
記事冒頭で紹介した「アルファゲートタワー福山駅前」は一番駅に近い【北棟】。こちらは2023年度内竣工予定。
3棟のうち一番早く完成している「キョーエイ三之丸ビル」は【中棟】。こちらも1・2階は商業施設、3~9階をオフィス、10階を商業テナントとする計画。
そしてその隣【南棟】は1・2階に商業施設、3~5階をオフィスとする計画。

画像左:南棟 / 画像右:中棟(キョーエイ三之丸ビル)
独立した建物になる北棟・中棟・南棟ですが、2階部分をデッキで繋ぎ商業施設の一体感を醸成。
旧キャスパ閉店後は再開発を望む声がありながら手つかずの状態が続いていましたが、3棟のビル建設ラッシュにより賑やかになっています。


工事中の囲いには、駅周辺の昔の写真が表示されその歩みを感じることができます。
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