福山市鞆の浦 は日本で唯一「江戸時代の港の形状」が残る町!
広島県福山市の観光スポットで古き良き町並みが残る、鞆の浦(とものうら)。ここには日本で唯一「江戸時代の港の形状」が残っています。江戸時代から残っている港湾施設は以下の5つ。
風情ある町並みが美しく、様々な映画やドラマ・CMなどのロケ地としても使われることが多い、福山市鞆の浦(とものうら)。あの宮崎駿監督も、崖の上のポニョ のストーリーを鞆の浦の風景の中から生み出した、と言われています。
観光地としても人気が高い鞆の浦は、日本で唯一 「江戸時代の港の形状」が残る町と言われています。
それらは何気ない風景の中にありますが、江戸時代から変わらない貴重なものたち。鞆の浦に足を運んだ時には、是非ともその風景をチェックしてみてください。
鞆の浦に江戸時代から残る港湾施設は、以下の5つ。
江戸時代からの歴史が残る鞆の浦の風景「常夜燈」
常夜燈(じょうやとう)は、鞆港にたてられている、港の誘導灯。灯台と同じような役割を果たしています。江戸時代の常夜灯がそのまま現存しているものとしては、大きさは日本一(高さ5.5m)なんだとか。
江戸時代からの歴史が残る鞆の浦の風景「雁木」
雁木(がんぎ)は、海にせりだした石組みの階段のこと。広島県内ではあちこちで見られます。
江戸時代からの歴史が残る鞆の浦の風景「波止」
波止(はと)は、波が上がってこない為の堤防。
江戸時代からの歴史が残る鞆の浦の風景「船番所跡」
船番所は、奉行が船の出入りの監視や難破船発見の為につくったもの。
江戸時代からの歴史が残る鞆の浦の風景「焚場跡」
焚場跡(たでば)は、船底を焼いて感想させ、船の寿命を長持ちさせる場所
これら港湾施設がすべて5点揃っているのは、日本では鞆の浦しかないんだそうです。そして、町並みにも江戸時代の景観が残っています。
天気のいい日に、ゆっくりとぶらり散歩がしたくなる風景ですね。
しかし、この港に一時は埋め立てや架橋問題などもありました。貴重な風景だけに、これからもこのまま残して欲しいものです。
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