広島・島根 県境越えトロッコ出発!廃線の三江線走る7日間
2021年2月に旧・三江線の線路を活用しトロッコを走らせる「県境越えトロッコ」が7日間運行されます。「三江線ノスタルジックレールパーク」実現へ向けた、観光庁支援事業
2018年3月31日をもって惜しまれつつ廃線となったJR三江線(広島県三次市~島根県江津市)の一部線路を走るトロッコ列車ツアーが、2021年2月に7日間限定で実施されます。
このツアーは、開放的な大型トロッコで旧三江線の線路を走り
橋の上から見渡す江の川の絶景や、トンネルシアター(プロジェクションマッピング投影)などを行い、ご当地グルメとともに楽しんでもらおうというもの。
三江線の廃線で一層厳しい状況が続く地域を再生させようと立ち上がった島根と広島の2団体が、初めて県境を越えるトロッコを走らせる。
「江の川鐡道」から広がりを見せる地域再生への動き
旧・JR三江線が2018年に廃線となった後「鉄道がなくなっても地域がなくなるわけではない!」と決意を新たに有志らが「江の川鐡道」という団体を立ち上げました。
残された資源を生かした観光事業への挑戦。団体の動きを受け、島根県邑南町がJR西日本より2つの駅を含む約2.4kmの区間を譲り受ける。
さらに県境をまたぎ、広島県三次市側に位置する伊賀和志(いかわし)駅周辺の住民が一念発起。2019年に「伊賀和志江の川鐵道」を立ち上げる。
今回はそんな2つの団体が、実施する事業。また、観光庁「あたらしいツーリズム(新たな生活様式に沿った旅のスタイル)」の支援を受けて実施されます。
県境越えトロッコ 実施期間など
県境越えトロッコの実施期間は、2021年2月13日・14日・19日・20日・21日・22日・23日 の7日間限定。
1日4便の運行で、定員は各6名。
川の駅常清(広島県三次市)に集合しツアー参加となる。料金はトロッコ乗車と食事セットで大人3000円、小学生2000円。事前予約制。(筆者確認時点ですでに残りわずかとなっていました)
詳細は江の川鐡道ホームページや「いわみん事務局」0855-52-7214(平日10時~17時)まで。
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