公開:2015/05/07 伊藤 みさ │更新:2015/05/07

灰塚ダムと整備されたダム公園、ウォーキングやサイクリングも

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県内で一番小さな灰塚ダム。ですが、新たな生態系を生み出す事を目指した、スケールの大きいダムでした。花に囲まれる灰塚ダム記念公園も。

広島県三次市にある灰塚ダム。ダム湖(ハイヅカ湖)周辺は道も広く、車の通りも比較的少ないため、ウォーキングやサイクリングイベントの会場としても利用されているスポット。

灰塚ダムと整備されたダム公園、ウォーキングやサイクリングも

ダムの規模としては小さく、整備局中国管内にある11のダムの中では最も小さいのだとか。

ダムの上から見る景色は他のダムのように足のすくむような高さや迫力はありませんが、“憩いの場作り”がされており ダムファンをはじめ家族連れで訪れる人も多いようです。

ピクニックやプチ見学スポットもある灰塚ダム・記念公園

灰塚ダムの管理支所の入口では、2015年4月から県内すべてのダムで配布開始となったダムカードの配布コーナーが設置されていました。

ダムカードを集めているファンは多いようで、利用者ノートには市外からここを訪ねてきたという履歴が残されていました。

灰塚ダム ダムカード配布

灰塚ダム ダムカード

灰塚ダム ダムカード2

ダムから少し坂を下ったところにあるのが 灰塚ダム記念公園。

春にはツツジや藤の花が咲いて人々の憩いの場となるように整備されており、ドライブの休憩をしている人や ここの駐車場に車を停めて自転車を下ろしてサイクリングの拠点にする人も。

灰塚ダム ダム記念公園の様子

また、ダムの真下を歩いて見学できるように道が作られているため、花の咲く道を散策しながらダム見学も楽しめる。さらにダムの足元には冒険心をくすぐられる、洞窟の入り口のようなドアが。

灰塚ダム 見学通路入口

ここはダムの歴史やハイヅカ湖に集まる生き物などを写真で紹介されていました。その先のエレベーターをのぼると ダムの上に出ることができます。

ここは温井ダムの地下トンネルのミニバージョンという感じで、夏でも涼しい風が通りそう。

灰塚ダム 見学通路の中の様子

灰塚ダム 上から見た様子
(エレベーターは上記写真左側の柱の中に通っている)

ダムから離れた場所には「知和ウェットランド」という湿地帯ができており、水生生物や湿生植物が増えるため鳥類の生息地になったり…と「水辺の生態系を創出」する事も目指しているようです。

灰塚ダム の画像

灰塚ダム
住所 広島県三次市三良坂町仁賀1575
駐車場 あり(100台)
電話 0824-44-4360
ダム見学の時間 9時から16時(年末年始は利用不可)

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