三次市 香淀の大イチョウ、北風に舞い散る黄金の葉たち
広島県内で3番目に大きいという「香淀の大イチョウ」の紅葉がいよいよ見ごろ時期を迎えています。2017年は三江線ラストイヤーということもあり、電車でお出かけする方も多くなっています
広島県三次市にある「迦具神社(かぐじんじゃ)」の上から覆うように四方に枝を広げているのが、県内で3番目の大きさを誇るという「香淀(こうよど)の大イチョウ」。
高さ約32mという大木で、遠くからでもハッキリと「それ」であることを確認できるほど。
筆者が訪れた日は青々とした葉と黄金色に変わった葉が混ざり合った姿が印象的。黄金色となって落ちた葉の絨毯と、冷たい風に揺られる葉のグラデーションで訪れる見物客の目を楽しませていました。
三江線ラストイヤー、香淀駅下車で見物に訪れるファンも
冷たい風が吹き始めるこの頃ですが、美しく色づき太陽に照らされるイチョウは暖かさを感じます。三次市観光協会FBによればいよいよ見ごろを迎えており、全体が黄色く染まり切るのは昨年よりも少し早そうな見込みとのこと。
以下は2017年11月16日に撮影した香淀の大イチョウの様子。
すでに一部の枝は散り始めているので見物は早めの方がよさそうです。
香淀の大イチョウは推定樹齢600年。根張り周囲は17m、樹高約32m…という大木で紅葉スポットとしてもよく知られる場所。
毎年11月中旬~下旬頃の紅葉時期に合わせて、市内外から見物に多くの人が訪れます。今年は三江線ラストイヤー(平成30年春に廃線が決定)ということもあり、三江線に乗って香淀の大イチョウを見に行く、という方も多い。
最寄りの香淀駅からは徒歩で30分前後。軽いハイキング感覚で訪れる人も多く、リュックサックに運動靴…といった格好の方がずらずらと歩く姿も見受けられました。
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