SLやまぐちがパワーアップ!D51復活や停車駅の改修など大規模に
機関車の代名詞としても知られるデゴイチ(D51形)が本線に復活。SLやまぐち号を力強く牽引します。投入予定時期やSLやまぐちのリニューアルについてご紹介
JR西日本は、観光列車(種別は快速列車)として人気の高いSLやまぐち号に、D51の復活・客車の新製投入とSLやまぐち号が停車する一部の駅を改修する事を発表しました。
写真はD51イメージ
SLやまぐち号は現在、展望車風・欧風・昭和風・明治風・大正風…と、それぞれの車両に各時代を感じさせるレトロな内装を施し、 C57形1号(愛称:貴婦人)の蒸気機関車で牽引していますが
2017年9月に向け、SL全盛期の旧型客車を復刻した客車を新製する予定。
客車のモデルとなるのは「マイテ49」「オハ35」「オハ31」など、昭和2年~昭和13年頃に製造された 戦前・戦後を通して活躍した客車たちです。
D51(デゴイチ)がついに復活!駅もレトロ風に改修へ
ファンの間から「デゴイチ」と呼ばれるD51形蒸気機関車は、1936年から1945年の間に製造された大型の貨物用機関車のこと。戦後の国内貨物輸送の増大に対応するため、長期に渡って製造され機関車の代名詞にもなっていました。
老朽化していたデゴイチですが、大規模修繕と本線運転用の改造を実施した事により、ついに本線運転を復活。
現在、C57形1号(愛称:貴婦人)と共にSLやまぐちの客車を牽引しているC56形160号(愛称:ポニー)の置き換えとして、平成29年度(2017年)以降にこのD51形200号(デゴイチ)が復活投入されます。
※SLやまぐち客車のエクステリア イメージ
※SLやまぐち客車(5号車)イメージ
完成時期は未発表ですが、SLやまぐちが停車する 新山口駅・仁保駅・地福駅・津和野駅の 駅舎の内外装を昭和レトロ調に改修したり、見学スペースを確保したり…と
SLやまぐち号のパワーアップにあわせて駅も一部改修を行い、新山口~津和野間の “昭和列車旅気分”を盛り上げていきます。
SLやまぐちは例年3月から11月初旬の観光シーズン中の土日を中心に運行。デゴイチの復活と共にさらに予約が取りづらくなりそう。
スケジュールは毎年、1月~2月頃に発表されますので、デゴイチの運行予定も2017年の春にスケジュールが発表される見込みとなっています。
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