香り立つバラ園「世羅高原 花の森」オープン！ペットも入園OK

見た目の華やかさにも癒される、イングリッシュローズの森

▼以下の動画は「そらの花畑 世羅高原 花の森」の園内の様子。

「そらの花畑 世羅高原 花の森」は、チューリップやひまわり・ダリアなど異なる花々を季節ごとに楽しめる「世羅高原農場」から車で約10分。

県道428号線沿い、世羅町で最も標高の高い540mに位置するバラ園です。細い道をクネクネと上がっていった先にあり、隠れスポットという感じ。園の近くは道幅が狭くなっているところがあるため、運転の方はお気をつけを。

イングリッシュローズは、一般的な「バラ」とは形が異なり、花びらも多く、色鮮やかでとても華やか。珍しい花々に、来園者の多くが興味深そうに眺めていました。

「イングリッシュローズ」とは、イギリス人育種家のデビット・オースチン氏が生み出した品種群のブランド名とも言える総称で、「オールドローズ」のエレガントな花形と「モダンローズ」の多様な色彩と芳香・四季咲き性を併せ持つ比較的新しいもの。（モダンローズが一般的なバラの形をしている）

イングリッシュローズの品種は200近くにもなるそうで、そのうちの約100品種を「世羅高原 花の森」で見ることができます。（園の監修をデビッドオースチンロージズ（株）が手がけた）

花びらの数は、多いもので200枚、少ないものだと5枚。色も非常に多いためカラフルで、最後まで飽きずに見て回れます。

花びら少な目

花びら多め

淡い色が多い中、鮮やかな色味のものも

バラが植えられている畝（うね）はS字を描くような緩やかなカーブと、直線の部分があり、順路に沿って歩いていくとどんどん花の香りが華やかになっていく印象。

緩やかな傾斜のついた散策道を一番上（順路で言うと最後の方）まで歩いて行くと、園全体が見渡せる計算された園になっています。

下から見るとちょっとだけ傾斜が分かる

先に進むにつれてバラの花の数も増えているため、ベンチの数も見応えのある場所にはたくさん設置してありました。

世羅高原 花の森では、営業時期を

・初夏営業　5月下旬～7月下旬
・秋季営業　9月下旬～11月中旬頃

とし、年に2度イングリッシュローズの花園を楽しむことができるとのこと。

香りも華やか、バラグッズも

受付・入園口を入ってすぐ横には、大きなテントで影が作られた休憩所・トイレ・売店などがあり、

こちらの売店では、様々なバラグッズも販売されています。

「そらの花畑 世羅高原 花の森」の2017年の開園はプレオープンとしており、これから2年間、施設や植栽の充実を図っていくとのこと。グランドオープンは2019年の予定となっています。

順路の最後の方では園内を少し下に見渡せる

そらの花畑 世羅高原 花の森
住所	広島県世羅郡世羅町戸張空口1405（地図）
営業日	初夏・秋に開園し、開園期間中は無休
時間	10時～17時
入園料	大人800円、子供（4歳～小学生）400円 ※時期により異なる場合あり。最新情報をご確認ください
駐車場	200台無料
備考	世羅のおでかけマップをチェックする

※内容は執筆時のもの。営業を確認してからお出かけ下さい。