尾道市ツネイシが、21人乗りの津波シェルターを開発
広島県尾道市のツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社は、東日本大震災の声を生かした避難シェルター「TTS80」を開発しました。
広島県尾道市のツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社は、東日本大震災の声を生かした津波用の避難シェルター「TTS80」を開発しました。
津波への意識が高まってきたものの、高齢者や足の不自由な交通弱者の避難には時間がかかるという問題があることや、また避難者のために最後まで残って誘導にまわる人など、逃げ遅れる人のために開発されたもの。
ツネイシが復興支援・経済復興のために岩手県に設立した株式会社ティエフシー(T東北・F復興・Cカンパニー)と共に開発した、大型の浮揚型津波シェルターは21人乗りで、車イスでの乗り入れも可能。
津波シェルターは波にのまれても浮かんでもとに戻る仕組みになっており、大きさは全長8.7メートル、全幅2.3メートル、全高2.55メートル。
1週間分の水や薬なども装備、アルミ浮揚型津波シェルター
以下は、津波シェルターを後ろから見たところ。
中は両側にベンチとシートベルトがあり、頭部を固定するクッション(枕)のようなものも備え付けてあります。
このほか、トイレや照明器具、医薬品や1週間分の水が備えてあるとのこと。病院など公共施設への設置を想定して開発されたシェルターとなっています。
シェルターについてのお問い合わせは、0848-73-5282 (ツネイシクラフト&ファシリティーズ株式会社 技術部クラフト部門)まで。
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