広電が広島駅ビル2階に高架乗り入れ決定、駅南口が激変
広島駅南口広場の再整備について、路面電車は高架で広島駅ビルの2階に乗り入れるなどの「基本方針」が決定した事を広島市が発表しました。詳細はこちら
広島駅南口広場の再整備について、路面電車は高架で広島駅ビルの2階に乗り入れるなどの「基本方針」が決定した事を広島市が発表しました。
※広島駅から稲荷町方面のイメージ図 高架で広電乗り入れ
広島駅南口の広場はバスの降車場と駅が離れて乗り換えが不便な事や、路面電車もラッシュ時には南口広場に進入できない車両が行列待ちになっていたり…という交通の面や
待合場所や憩いの場といった「にぎわい・交流空間」が少ないなどの面から “中四国最大のターミナルとしての交通結節機能が十分でない状況” であるとし、広島駅南口広場の再整備についてはこれまで何度も協議が行われました。
特に広電(路面電車)の乗り入れ方法については 地上案/高架案/地下案 と3つの案がありましたが、ついに「高架案」に落ち着いたとのこと。
広島駅南口の再整備 内容詳細
今回発表された計画内容は以下のようなものがあります。
・「駅前大橋ルート」「循環ルート」を整備
路面電車は広島駅ビル2階に到着するよう高架をつくり的場町から広島駅を結ぶ線は廃止。
段原一丁目-的場町-八丁堀-紙屋町-市役所前-皆実町六丁目を環状で結ぶ循環ルートを整備
・駅南口広場内にバスの乗降場を確保
Photo by 広島市
広島東郵便局側から順に バス/路面電車高架/タクシー/マイカー という並びに整備
これに伴い、JR西日本は
駅ビルを建て替えて2階にメインの改札を移動。北口・南口をつなぐ自由通路の整備し、広島電鉄「駅前大橋ルート」「循環ルート」の運営や路面電車インフラ外部の整備などを担当し、広島市は法手続きなどを行う。
総事業費は約155億円で国の補助制度を活用しながら進め、これらの手続き・設計・工事が完了するのは平成30年代半ばごろとのこと。
ちなみに、広島駅自由通路は平成29年度(2017年)に供用開始、駅前開発事業(B・Cブロック)整備は28年度(2016年)に完了予定となっており、これから10年前後で広島駅と駅前(南側)が大きく変化していきます。
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