広島駅、2017年の完成に向け工事着々と
大きく生まれ変わる予定の広島駅。現在は橋上駅化するための工事が進められています。南北を繋ぐ橋を自由通路化され、改札は橋の上になる予定。
広島駅の橋上駅にするための工事が、着々と進められていました。広島駅は現在、北口(新幹線口)と南口の両方に改札がありますが、北と南を繋ぐ橋を自由通路化し、橋の上に改札を作るスタイルへと変更、2017年度の完成に向けて工事が2012年から着工しています。
これが完成すれば、地下道を通らなくても広島駅の南側から北側まで自由通路で行き来出来るようになります。また自由通路の東側はエキナカが誕生(2018年予定)、商業施設が新設される予定となっています。
毎日、朝早くから夜遅くまで人の出入りが激しく稼働中の駅を、利用制限せずに工事を進めるのは大変そう。2012年に工事着工してから5年後の完成目標で工事は進められていますが、
広島電鉄の駅前大橋線の広島駅への高架乗り入れが正式に決定すれば、そちらの工事と合わせて駅ビルの建替えも検討されているようです。駅前開発も含め、ここ5年で広島駅前は見違えるほどの変化を遂げそうです。
広島駅・橋上駅工事とエキナカ計画、ビフォーアフター
広島駅・橋上駅の工事を担当している広成建設が公開した図面によると、工事のビフォーアフターは以下のような感じ。
▼現在の広島駅
そして、以下が完成予定の広島駅2階計画平面図
広島電鉄の高架橋乗り入れが実現すれば、駅ビルも変わるかもしれないので、ASSE側が少し上記の計画図面とは変わってくるかもしれませんが、自由通路からASSEは接続される予定のようです。
総事業費は131億円で、広島市が112億円、JRが19億円を負担しているとのこと。
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