公開:2014/10/22 Mika Itoh │更新:2023/10/04
山賊焼きは広島生まれ?愛され続けた老舗と広島の歴史
- タイトルとURLをコピー
- 広島ニュース
山賊焼きが、広島生まれのグルメだと言うのはご存知だろうか?広島で愛された老舗とその歴史
派手な装飾に懐かしい建物、そして素朴なメニューが広島県民からも愛されている山口県の人気店・山賊。
あのお店の看板メニューである、鶏の足を甘辛いタレに漬け込んで炭火で焼いた「山賊焼き」が、広島生まれのグルメだと言うのはご存知だろうか?
山賊焼きは、山賊をつくった高橋太一さんが、かつて広島駅そばの的場町で開業した居酒屋で提供していたメニューでした。
これらをもっと広い場所で提供したいと、高橋さんは地元・山口県の山を購入し、ゼロから開拓して誕生させたのが、現在の山賊なのです。
ひろしま老舗物語、馴染みの店の意外な歴史
このお話は、2014年10月20日から発売された本「ひろしま老舗物語」の中で紹介されていたもの。この本は広島ホームテレビの番組「熟年ファイターズ」から出たスペシャル本で、
山賊のほかにアンデルセンやMON、チチヤス、メガネのタナカなど、馴染み深い広島生まれの老舗店にどういう歴史があるのか?をまとめたもの。広島で長く愛され続けたきた31店舗の老舗が紹介されています。
また、個人的に興味深かったのは、本の最後のあたりで紹介されている古写真。およそ60年前の広島県の様々な街の風景が掲載されているのですが、まさに映画「3丁目の夕日」の世界。
見慣れた八丁堀交差点も、今とは別世界。建物も看板も道路の風景も今とは違い、ロバが荷車をひいて販売されていたという「ロバのパン屋」もかなり新鮮でした。たった60年で町はこんなにも変化してしまうのだと、改めて衝撃をうけました。
また、その風景の中に見つける見覚えのある看板や、今も走る路面電車。この時代を知る方にとっては、非常に懐かしい風景となっています。
ひろしま老舗物語は、フルカラー(古写真以外)で約100ページ。広島県内の主要書店やぽるぽるSHOP、Amazonなどで販売されています。
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- ゲストにカープ選手・コーチ登場も!山陽新幹線50周年 100日前イベント開催
- みろくの里 イルミネーション2024、初日は「花火・イルミ・光と音・グルメ屋台」などカウントダウン盛大に
- 奥田民生と歩んだ30年を写真展で、そごう広島で先行開催
- 広島の街をゲーム空間に!「清走中」広島編が11月開催
- 今年はEピースで!ひろしま夜神楽 開催、スタジアムに響く笛・太鼓の音
- 観覧応募まだ間に合う!福山で開催 カバーズ・フェス、広島や冬にちなんだ名曲ずらり