広島土砂災害について今後の復旧計画を、県と市が発表
広島県の湯崎知事と広島市の松井市長は9月5日、広島市で起こった大規模土砂災害についての今後の復旧計画を発表しました。
広島県の湯崎知事と広島市の松井市長は9月5日、広島市で起こった大規模土砂災害についての今後の復旧計画を発表しました。
発表内容によると、八木8丁目を除く大半のエリアについては、来月上旬をめどに避難経路を確保するための土砂や瓦礫を撤去し、避難勧告を順次解除していく予定。
いまだ大量の土砂や大岩などが手つかずの状態となっている被害が甚大だった安佐南区八木8丁目は、現在も行方不明者の捜索が行われていますが
10月頃までに道路土砂撤去、上水道・下水道の復旧、流路確保用大型土嚢の設置、宅地内土砂やがれきの撤去を行い、来年の春に向けて道路などの本復旧を目指すとのこと。
復旧計画と、急がれる生活再建
また、今回の土砂災害によって緩んでいる山の斜面が、今後さらに崩れて2次災害を引き起こすことを防ぐために大型土嚢を設置する。
広島市の松井市長は
「今回のこの計画により、おおむね自分たちがどのくらいで帰れるのかの見通しが立つようになるのではないでしょうか。被災された方々にはまだまだ厳しい現実が続くと思いますけれども、被災者の方々のお気持ちをくんで、一刻も早い生活再建・再開に向けた努力をしっかりやっていきたい」
とコメントしています。
詳しくは、広島県が発表している8.20土砂災害に係る復旧工程(概略)や各箇所の応急復旧計画についてなどの資料でご確認下さい。
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