広島県が初、県内全域で「週末の外出自粛」要請、経路不明の新型コロナ感染者増も
広島県で新型コロナウイルスの感染者が合計30名となり、湯崎県知事は今週末は生活上・健康上必要な外出以外は控えるよう呼び掛けています。広島県が外出自粛要請を行ったのは初めて。
広島県の湯崎知事が2020年4月10日、広島県では初となる外出自粛要請を県内全域に向けて行った。
広島県では4月10日時点、新型コロナウイルスの感染者は30名が確認されており、そのうち感染経路が不明な感染事例も増えてきている。
県の専門家会議の見解では、
県内の感染状況は現時点では「感染確認地域」に位置付けられ、「感染拡大警戒地域」にはまだ至っていないが非常に近い状況にある。
との意見があり、今がまさに感染者の爆発的増加を抑え込めるかどうかの転換点と考えている。そのため、今週末は生活上・健康上必要な外出以外は控えて欲しいと呼びかけています。
広島県知事から県民へのメッセージ
我々は今、新型コロナウイルスという目に見えない敵と戦っています。感染して、自分の体内でコロナウイルスと戦っている患者がいます。そして、自分も感染しているのではないかと不安を抱えながら患者を支えている家族の方がいます。
感染者と感染源を洗い出すために積極的疫学調査を行っている保健所の方々もリスクと戦いながら頑張っています。治療にあたっている医療スタッフの方々も、感染リスクを抱えながら頑張っています。
県民全員でこういった方々にさらなる負担をかけないように支えながら、一人一人が感染拡大防止のためにできることを実行して、連帯して戦わなければなりません。
そのために改めてお願いがあります。あなたの3密を避ける行動が周囲の人の命を助けることになります。また、あなたの積極的疫学調査への協力が周囲の方の命を助けることになります。
今週については、週末の外出自粛要請をします。1人1人がこれを実行することによって、みんなでコロナウイルスの感染拡大を防いで、早く平穏な広島県を取り戻していきたいと思っております。
ご協力お願いします。
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