公開:2020/04/26 伊藤 みさ │更新:2020/04/26
広島の医療従事者に新型コロナ感染、舟入病院で
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- 広島ニュース
新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れ・診療を行っている指定病院のひとつ、舟入市民病院の看護師に感染が確認されました。県内の指定医療機関での感染者は初めて。
広島市新型コロナウイルス感染症対策本部は2020年4月25日、舟入市民病院の看護師1名が新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました。
この看護師さんは、舟入病院内で新型コロナウイルスに感染した患者さんの看護を担当していた方。
4月24日夕方に発熱・倦怠感が出現、夜に熱が上がり、頭痛も出現。25日に舟入市民病院を受診、医師が新型コロナウイルス感染症を強く疑い、検体を採取。
PCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性と判明。26日に感染症指定医療機関に入院した。(発症後24日以降は勤務していないとのこと)
市は、現在までに確認できた患者の行動歴をもとに、濃厚接触者あるいはその可能性のある者に対して調査を実施しているとのこと。
献身的に感染者治療にあたっている指定医療機関の方にも配慮を
4月25日22時時点では広島県内での陽性者数は146名でしたが、感染症指定医療機関の医療従事者の感染は初。
舟入市民病院は、今年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が指定感染症に指定された時点から感染症指定医療機関として対応を開始。
感染症指定医療機関は都道府県知事が指定するもので、感染症が発生した場合の受け入れ・診療が行われています。
舟入市民病院は、病院開設の起源にもなった感染症診療について設備も整っているため、安心してほしいと呼びかけています。
多くの医療機関の医師や看護師が、自身の感染リスクも背負いながら新型コロナウイルスの感染者を受入れ、献身的に治療にあたってくれています。関係者やご家族の不安にも配慮して、心無い中傷などは絶対におやめください。
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