広島 お盆は大雨に注意「西日本豪雨思い出して」対策本部も設置
広島県は2021年8月16日にかけてかなりの雨が降り続くことが予想されることから、土砂災害などに注意するよう呼びかけています。西日本豪雨災害と同じような危険な気象状況になる恐れ
前線の活動が活発になっている影響から降り続く雨について、広島県の湯崎知事は「命に危険を及ぼす災害がいつ発生してもおかしくない状況」とコメントを発表し、ハザードマップの再確認と早めの避難を呼びかけています。
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大雨に関する知事コメントは以下の通り(2021年8月12日12時30分掲載)
前線の活発化に伴い,これから8月16日にかけて,県内にかなりの雨が降り続くことが予想されます。
先日の台風9号の影響により,先週末から今週はじめにかけて,すでに平年8月の2倍以上の雨量が観測された地域もあります。
土壌に水分を多く含んでおり,今後,少しの雨でも,土砂災害が発生する恐れがあります。
3年前の西日本豪雨では,台風7号が大雨を県内にもたらした数日後に,前線の活動が活発化し,戦後最大級の災害が発生しました。
先日の台風による降雨は,その時の台風7号の雨量をはるかに上回っており,さらに,今後予想される雨量も,西日本豪雨災害の時に匹敵する可能性があります。
命に危険を及ぼす災害がいつ発生してもおかしくない状況です。
今一度,ハザードマップを確認いただき,土砂災害や浸水の恐れがある地域にお住まいの方は,本日の明るいうちに「避難場所や避難経路の確認」,「非常持ち出し品の準備」を確実に終了させ,市町からの避難情報が発令された場合には,早めの避難行動をとっていただくようお願いします。
西日本豪雨災害では,避難行動の遅れから,被災された方が多くおられます。
被災された方は,口々に「自分がこんなことになるとは思わなかった」「これは初めての経験だ」と言われています。
もう一度,3年前の西日本豪雨を思い出してください。その時と同じような危険な気象状況となる恐れがあります。
命に危険を及ぼす災害が,いつどこで発生してもおかしくありません。あの時のつらい経験を繰り返さないよう,あなたや大切な方の命を守るため,最新の気象情報や市町からの避難情報に十分注意し,避難指示等が発令されたら,安全な場所にある知人や親戚の家,市町が開設する避難所などに躊躇なく避難するようにしてください。
8月16日にかけて広島県内にも長期間かなりの雨が降り続く予報となっていることから、広島県では災害対策本部及び支部を設置。
県内では避難所が開設されているところもあります。最新の情報は広島県防災Webなどでご確認ください。
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