公開:2013/10/10 伊藤 みさ │更新:2021/10/10
猫の細道、尾道の坂をちょっと楽しくさせる福石猫アート
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- 尾道市 スポット 観光
猫の細道 という、細い路地(坂道)に「福石猫」が108匹も飾られているというスポットが 尾道市 東土堂にあります。そのコンセプトや いろんな福石猫をご紹介します
猫の細道 という、細い路地(坂道)に「福石猫」が108匹も飾られているというスポットが 尾道市 東土堂にあります。尾道といえばその趣きある美しい町並み・景観から、映画やドラマのロケ地になる事が多い。
猫の細道 にはなぜ、こんなにも 福石猫がいる(置いてある)のでしょうか?そんなストーリーを紐解きながら 実際の様子を写真でご紹介していきます。
福石猫とは、尾道に根を張り活動を行っているフランス生まれのアーティスト 園山春二 氏が1998年頃から丸い石に猫を描いて細い坂道のあちこちに置き始めた事がはじまり。園山春二 氏は宮沢賢治の作品に感銘を受け、自らの理想郷「イーハトーヴ」を尾道に築こうとしており、
「尾道水道やしまなみを眺める事ができる」というロケーションながらも 急な斜面に建つが故に人が住まなくなった山手の地区の廃屋や古民家をリノベーションして、「梟の館」などの美術館やカフェをオープンさせています。
これらの施設は ロープウェイ乗り場(下)から千光寺公園へと続く1本の細い道(生活道)で全て繋がっており、その道のりを108匹の福石猫が出迎えてくれます。
その、「尾道イーハトーヴ」を上から下っていくことにしました。
猫の細道で いろんな福石猫をみつけて
冒頭写真のように「アカ」と呼ばれる魔除けの福石猫がいたり、お店の前の看板上でペロリっと舌を出す福石猫、
屋根の上でひなたぼっこをする福石猫、
お取り込みチューの2匹(笑)…などなど!
筆者は108匹見つけられませんでしたが、それぞれ特徴が違うものも多く宝探しみたいでしたよ。猫の細道以外にも福石猫は沢山あり、尾道市内にはおよそ1000個以上あるそうなので探してみては。
(Cafe SAKA Bar にも猫の絵が)
また、本物の猫ちゃんも数匹見かけ、のんびりした空気が流れる猫の細道。
ロープウェーや車で千光寺公園へのぼるのも楽チンですが 歩いていろんな尾道の表情を発見するのもおすすめです。
猫の細道 の最後(一番下)には招き猫美術館。これも尾道イーハトーヴのひとつです)
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