シトラスパーク瀬戸田 休園へ、リニューアルに向け解体
世界のかんきつが集められ展示されている“柑橘の島” 瀬戸田にあるシトラスパーク瀬戸田が2015年12月28日に閉園する事がわかりました。リニューアルに向けて解体作業も始まる。
シトラスパーク瀬戸田(広島県尾道市瀬戸田町)が2015年12月28日をもって一時閉園となる事がわかりました。
全国有数の柑橘の産地である広島県尾道市瀬戸田町。そんな町の観光施設のひとつ、シトラスパーク瀬戸田では、世界のかんきつ類(シトラス)約500品種を収集・展示。
「シトラスパビリオン」や、「世界のシトラス展示園」などが整備されている珍しい無料の “かんきつ公園”として親しまれています。
シトラスパーク瀬戸田は、瀬戸内海を見下ろす高台に位置する施設。敷地内にはおよそ800本の桜があり、青い空と桜・美しい瀬戸内海を同時に楽しめるお花見スポットとしても知られています。
来園者減少と老朽化で閉園、リニューアルはどうなる
シトラスパーク瀬戸田は平成10年(1998年)にオープン。平成13年には “広く伝えたい、残したいスポットや施設”として環境省が定める「かおり100選」のひとつになるなどしていました。
オープン当初は有料施設でしたが、来園者減少もあり平成16年から町営の無料施設へ。
尾道市の担当者の方によれば、この度閉園となったのは、施設の老朽化や維持費の負担が大きくなった事が主な原因とのこと。
この度、例年通り年末の定休日(12月29日~1月3日)に入る事をきっかけに、2015年12月28日で閉園となります。
今後は使用できるところを一部残しながらも施設は解体。「再整備でどのようなスポットになるか」「リニューアルオープンの時期」については未発表ですが、また瀬戸田の魅力の一つとなる場所になるようにと期待がかかります。
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