公開:2010/09/10 伊藤 みさ │更新:2023/12/13
安芸白石灯標、大竹市の沖に立つ赤と黒のツートン灯台
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- 大竹市 スポット 観光
安芸白石灯標は、大竹市・阿多田島の少し沖の海上にある岩場にたつ、赤い灯台。ウミネコに大人気のこの場所は、釣りのスポットとしても密かに人気があります。
大竹市 阿多田島より少し沖に行くと、赤と黒のツートンカラーの 灯台(灯標)がひょっこり立っています。安芸白石灯標(あきしらいしとうひょう)という名前のこの灯台付近は、知る人ぞ知る釣りスポットでもあります。
海釣りを楽しむ人の中には、この白石灯標を目指してやってきてはチヌやメバルを狙って朝も早くからこの灯台に陣取っている人もいるほど。
土日は特に人が多く釣りを楽しんでいるよう。
安芸白石灯標が立っている場所のすぐ横には岩場があり、ここには沢山のウミネコ達が集まってきています。さすが、ウミネコたちは魚のいる場所をよく知っています。
この岩場にも上陸してみたかったのですが、ウミネコたちの数が凄く、踏み込む隙がない(笑)
安芸白石灯標の周辺は、波で気づきにくい岩場が多し!
いつもここでタムロしているのか、鳥の糞で岩山が雪山のようになっていました。
安芸白石灯標のまわりにも、波で気づきにくいですがごつごつした岩が灯台の周りにも沢山あります。この岩場の影に、魚達が潜んでいるんだそう。
安芸白石灯標についていた階段をゆっくり上ってみると、
ちょっと足がすくんでしまう高さ。周りは海で何もないためか、はたから見た印象よりも高く感じます。
阿多田島の景色を少しだけ眺めて、すぐに降りることにしました。
この辺りには岩場が多いのですが、波で岩場が見えないと船が乗り上げてしまう可能性があるため、安芸白石灯標は船舶の安全を守るために設置されています。
灯台と灯標の違い
灯台は、港など陸を目指す船がなるべく遠くから見えるように岬など高い場所に設置されていることが多く、強い光を放っています。内部には階段などが配置された塔状建物となっています。
灯標は、海の中にある岩場や浅瀬に設置されたもので、航行中の船が見えにくい岩や浅瀬に乗り上げないよう、明かりで知らせる為に立てられています。
ちなみに、航海のコースの目印となるために配置されている灯浮標(とうふひょう)というものもあり、こちらは立てずに浮いています。
灯浮標は潮の流れで移動してしまわないように、チェーンに繋がれた錘(おもり)を海底に沈めているのだそうです。
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