公開:2019/07/29 伊藤 みさ │更新:2019/07/29
映画「ひろしま」八丁座で上映、広島市民が9万人エキストラ出演
映画「ひろしま」が八丁座にて2019年8月2日より上映されます。原爆投下からわずか8年後に製作された本作は、広島出身の女優・月岡夢路さんが志願しノーギャラ出演している。
被爆からわずか8年後に広島で製作されたという映画「ひろしま -1945年8月6日、原子雲の下の真実-」が、2019年8月2日より八丁座にて上映される。
©奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト] 提供:独立プロ名画保存会
映画「ひろしま」は、原爆の惨状を訴える作品で、当時のスター・月丘夢路さん(広島出身)も自ら志願してノーギャラ出演した、という作品。
被爆者も含む延べ約9万人の広島市民がエキストラで出演。すさまじい原爆投下場面を含み、リアルな当時の様子を伝える貴重な映画となっています。
ベルリン国際映画祭で長編映画賞を受賞するも、日本では上映される機会も少なく「幻の名画」となっていました。
今年は、より多くの人に見てもらえるようにと、8月2日から1週間は「英語字幕版」を上映。以降、8月9~16日までの1週間は「通常版」を八丁座にて上映する。
また公開初日の2019年8月2日には、プロデューサー小林開さんの舞台挨拶が17時5分上映会の前に予定されています。
▼月丘夢路
広島市出身。宝塚の娘役スターとして活躍したあと、日活と専属契約をし多くの作品に出演。フリーになってからは主にテレビドラマや舞台で活動。
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