究極の親子愛、映画 『バケモノの子』は もう1度映画館で観たくなる
細田守監督の最新作映画『バケモノの子』を観てきました。感想を一言で言うなら「もう1回劇場で観たい!」と久々に思うくらい、とてもいい映画でした。是非 映画館で!
2015年7月11日から、細田守監督の最新作『バケモノの子』の映画が公開スタートとなりました。映画といえば、予告ムービーやポスターなどが作られており、作品によってはポスターだけを見ても「うわ、なんだか面白そう!」とワクワクする作品もありますが、
バケモノの子のポスターや予告ムービーは個人的に、あまりピンときていなかったというのが正直なところでした。
劇中シーン / (C)2015 B.B.F.P
ですが、実際に観てみるとすごくいい!久々に “もう1回 映画館で観たい!” と感じた、とてもいい映画でした。ポスターから伝わりづらいのが、非常に残念に思うくらいです。
映画は、ある事をきっかけに両親と分かれ1人ぼっちになってしまった少年が、強くなりたいと願い、バケモノたちが住む世界に自ら踏み込み、バケモノの弟子として修業し成長していく姿と親子愛を描いた物語となっています。
バケモノの子、感想と予告動画
映画 バケモノの子では、声優のキャストもとにかく豪華。少年(九太:きゅうた)の幼少期を宮崎あおい・青年期を染谷将太が、彼の師匠となるバケモノ(熊徹:くまてつ)を役所広司が担当。
役所広司さんの安定感はもちろんですが、驚いたのは九太の少年期を演じた宮崎あおいがとても上手だったこと。九太はやんちゃな男の子で荒っぽい言葉を使うことも多いのですが、
映画を観ていると、声優が宮崎あおいだと忘れるくらいハマッていて、感情豊かな少年の声を見事に表現しています。
(C)2015 B.B.F.P
声優を担当したキャストはこのほか、リリー・フランキー、大泉洋、津川雅彦、広瀬すず、黒木華、長塚圭史、麻生久美子など。あらすじは以下より。
熊徹を追ってバケモノの世界に入り込んだ少年は、強くなりたいと熊徹の弟子になる。九太という名前を与えられ修行を始めるが、未熟な2人はしばしば衝突。互いに育てあいながら成長していく。
次第に親子のような絆が芽生え始める2人だったが…。
予告動画は以下より。
主題歌は、Mr.childrenの「Starting Over」。映画ともリンクした深い歌詞にも注目。こども、大人、どの立場の人が観ても感じることのできるいい映画です。是非映画館で。
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