オール広島ロケの映画「孤狼の血」予告動画・あらすじ
呉を中心にオール広島ロケが敢行された映画「孤狼の血」の予告編が解禁!広島の架空都市・呉原を舞台に、予想できない展開で警察組織と暴力団の激しすぎる衝突が描かれる。
役所広司・松坂桃李・江口洋介・竹野内豊など日本が誇る豪華キャストでオール広島ロケが行われた映画「孤狼の血」の予告編が、公開されました。
公開された映画「孤狼の血」本ポスター/(c)2018「孤狼の血」製作委員会
映画「孤狼の血」の舞台は、広島県の架空都市・呉原。呉原のモデルとなった呉を中心に、広島市や廿日市市などで撮影が行われました。
映画の原作は、第69回日本推理作家協会賞受賞をした柚月裕子著の「孤狼の血」。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島で、警察とヤクザ、そして女がそれぞれの正義とプライドを胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描いた、衝撃作です。
予告動画、解禁!
映画「孤狼の血」予告編動画は以下より。
【 あらすじ 】
昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原。そこは、未だ暴力団組織が割拠し、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中「加古村組」関連企業の金融会社社員が失踪する。失踪を殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上(役所広司)と新人刑事・日岡(松坂桃李)は事件解決に奔走するが、やくざの抗争が正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく……。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、様々な欲望をもむき出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦が起ころうとしていた。
役所広司 コメント(大上章吾 役)
ダーティーな刑事としてやくざと警察の間を奔走する大上の存在は、汚れた世の中の歪みの象徴なのかもしれません。このご時世にこんな男臭い映画を作る。そこに東映の心意気を感じました。
この映画が若い方々や女性たちにどう伝わるのかは分かりませんが、男なら誰しも、たとえ普段は大人しくても、本当は心の奥底に「暴れたい」という野性を眠らせていると思います。
かつて男たちはこうした映画を劇場で観ると、感化され、怒り肩で風を切るように街へ出て行ったものです。久々にそんな魅力を持った作品が誕生しました。だから「男たちよ、劇場に来い!」そう願います。
松坂桃李 コメント(日岡秀一 役)
日岡は自分なりの正義を抱いて大上の後を付いていきます。上司と部下というコンビは、徐々にバディであり師や父のような関係性へと変わっていき、それに伴って日岡の正義も形を変えていきます。
男であれば、誰もが多かれ少なかれ大上の正義に憧れる瞬間があると思います。一方でルールに沿った日岡の正義は、現代の倫理観の表れなのかもしれません。
劇場の暗闇で血湧き肉躍るたくさんの“悪い事”が起こります。「自分の正義を貫くとは?」それを観客へと問いかける、あっという間の約2時間です。
真木よう子 コメント(高木里佳子 役)
里佳子はクラブのママという顔を通して呉原の裏世界に関わっています。そんな女性を演じるためには、ナンバーワンホステスとしての所作や喋りを身に付けなくてはと、自分なりに予習を積みました。
周囲の男性たちからもメロメロになるという腕の掴み方などを教わりました(笑)。途中、里佳子は激しい一面も見せます。その或るシーンで私のテンションが上がってしまい、監督から「やり過ぎです」と抑えが入ったのは楽しい思い出でした(笑)。
私から見てもカッコいい男たちだらけの見応えある作品です。女性の皆さんにもぜひ観ていただきたいですね。

出演は、役所広司、松坂桃李、真木よう子、音尾琢真、駿河太郎、中村倫也、阿部純子、中村獅童、竹野内豊、滝藤賢一、矢島健一、田口トモロヲ、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介 ほか。映画「孤狼の血」は2018年5月12日より公開。
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