この世界の(さらにいくつもの)片隅に、幾つもの想いを眩しい風景と丁寧に描いた人間ドラマ
大ヒットアニメ映画の主人公の「本当の感情」とは-。前作に250カットを超える新場面を追加した「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が2019年12月20日に公開
映画「この世界の片隅に」に、250カットを超える新たな場面を追加し、原作の魅力的なエピソードをちりばめた新作映画
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に 」が2019年12月20日に全国公開されます。
©2019こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会
舞台は戦時中の広島県呉市。前作では戦況が悪化していく中、大切なものを失いながらも、日々を大切に前を向いていく女性・すずの成長などが描かれました。
日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際映画祭優秀作品賞など国内外で70以上の賞を受賞するなど大きな反響を呼び、
地元広島での評判はもちろんのこと、2016年の公開から1日も途切れることなく900日以上に渡り日本の様々な場所で上映が続けられています。
今回の新作では、主人公「すず」を取り巻く人々の「さらにいくつもの人生」がより深く描かれています。
すずを含め、その他の登場人物たちの前作では見えてこなかった心情や一面などが丁寧に描かれ、いろんな心情が重なり合う様子が美しい風景描写にのせて描かれています。
明るくぼーっとしているように見える「すずさん」が、自分以外の「世界の片隅」と巡り合うとき、どんな変化が生まれるのか。
この世界の(さらにいくつもの)片隅に ストーリー
“ここではひとりぼっち、と思ってた。”
広島県・呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるものの呉で初めて出会った同世代の女性に心を通わせていくすず。
そんなある日、ふとしたことをきっかけに、すずは周作とリンの過去に触れてしまう。
すず、リン、そして周作。それぞれが内に秘めた想いを抱えながら、日々を懸命に生きていた。
そして昭和20年の夏がやってくる--。
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、2019年12月20日全国ロードショー。配給は東京テアトル。
広島では109シネマズ広島/TOHOシネマズ緑井/八丁座/福山コロナシネマワールド/福山駅前シネマモード/呉ポポロ/T・ジョイ東広島/広島バルト11 にて上映予定。
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