公開:2019/01/24 伊藤 みさ │更新:2019/01/24

チョコブリ登場!養殖ブリ×チョコレート、くら寿司・フジ・イオンなどで2月発売

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くら寿司やイオン、フジなどのスーパーで、チョコレートを飼料にまぜて育てた「チョコブリ」が2019年2月から発売されます。チョコの成分で倍以上の鮮度保持が可能に

みかんブリをはじめとする“フルーツ魚” に続き、今度はチョコレートをエサに混ぜて育てたブリ「チョコブリ」が2019年2月より発売されます。

チョコブリ登場!養殖ブリ×チョコレート、くら寿司・フジ・イオンなどで2月発売

チョコブリは、愛媛県の水産研究センターと宇和島プロジェクトが共同開発した新たな養殖魚。

研究では、ぶりの切り身は活〆後、2日程度で血合肉が酸化し変色することから時間が経つものは刺身として提供できない状況にあったことから抗酸化作用のあるポリフェノールに着目。

チョコブリ チョコレートを混ぜた飼料

ポリフェノールを多く含むチョコレートを混ぜた飼料(モイストペレット)を20日間投与することで、水揚げ後5日間まで変色劣化を抑制。通常に比べ倍以上鮮度が保てるようになるのだそう。

チョコブリはくら寿司・イオン・フジなどで一般発売へ

バレンタイン時期にあわせ、チョコブリは2019年2月より一般市場へ。

回転寿司チェーンの「無添くら寿司」は2月1日~14日まで全国の店舗で期間限定販売する予定。

チョコブリ くら寿司の商品イメージ

さらに、イオンや中四国中心に展開するスーパーのフジなどで順次販売されると報じられています。

チョコブリは、みかんブリなど「魚の生臭さが苦手」という層にアプローチするための商品・技術とは異なり

「鮮度保持」のために研究を進めた結果、ポリフェノールを多く含むチョコレートに行きついたという経緯から愛媛県の発表(昨年10月の知事会見)では「みかんブリとは異なり、チョコレートの風味がするわけではない、日持ちが良くなるという新技術である(一部抜粋)」とのこと。特許も出願中。

鮮度保持期間が長くなることで国内市場はもちろんのこと、海外への輸出においても明るいニュースとなっています。

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