公開:2013/08/26 伊藤 みさ │更新:2021/10/17

桐葉菓(とうようか)やまだ屋で、もみじ饅頭をしのぐ勢いの和生菓子

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桐葉菓(とうようか) という、人気のお饅頭があります。これを製造・販売するのは もみじ饅頭などで知られる やまだ屋。モッチリ系のお饅頭に秘められた 上田宗箇との関係秘話もご紹介。

桐葉菓(とうようか) という、人気のお饅頭があります。製造・販売しているのは、もみじ饅頭などで知られる「やまだ屋」さん。

やまだ屋といえば、奥田民生とコラボした「たみおもみじ」など 流行を取り入れた商品で話題をさらってきましたが、

それら以外にも実力派のお菓子が揃っています。 その1つが桐葉菓(とうようか)

桐葉菓(とうようか)、もみじ饅頭に次ぐやまだ屋

桐の焼印が付いた生地で包んだ餡は、こしあんに近い粒入り餡。一見「四角い形のもみじ饅頭?」という感じですが、食感は同社のもみじ饅頭とは別物です。

もち粉が入っているという 桐葉菓(とうようか)の生地は、モチモチ。モチモチ系のもみじ饅頭といえばにしき堂の生もみじ などがありますが

桐葉菓はカステラ部分の生地に重量感があり、特に角の部分に厚みがありモッチリ感が楽しめます。個人的にもお気に入り。

上田宗箇流の師匠が命名した「桐葉菓」、家紋が焼印に

やまだ屋 先代の社長さんが長い商品開発期間を経て平成9年(1997年)に発売した、桐葉菓。

桐葉菓(とうようか) 断面の画像

開発時には茶道 上田宗箇流の宗匠(師匠)に指導を仰ぎ、そこで命名されたそう。

桐葉菓(とうようか) パッケージ画像

豊臣秀吉の側近だったという上田宗箇の家紋がこの「桐」である事から、これにちなんだ焼印となっています。そんなストーリーがあるなら是非 濃い目のお茶(特に抹茶とか)と一緒に頂きたい。

形が丸く、中身が 栗入り手亡あん(白あん)の 聖乃志久礼(ひじりのしぐれ)というものもあります。これも名前が個性的ですね。

桐葉菓(とうようか)

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