厳島神社の大鳥居、長期にわたり保存修理工事へ!宮島シンボル140年超え
宮島のシンボル的存在の厳島神社・大鳥居が2019年6月17日より3年間に渡る大規模保存修理工事に入ります。世界遺産を調査・工事するため様々な手続きのもと行われ、長期かつビジュアルに影響する期間も
厳島神社の大鳥居が建立から140年以上経過し老朽化や損傷が進んでいることから、2019年6月17日より大規模保存修理工事に入ります。大鳥居の大規模な保存修理は約70年ぶり。
宮島・厳島神社の大鳥居は、平清盛の援助を受け、1168年建立(初代)。現在の大鳥居は1875年建立の8代目にあたるが、すでに建立より140年以上もの時間が経過している。
屋根の葺き替え(檜皮葺)、扁額の修繕、柱の塗装の塗り替え(朱色)のほか、柱の破損調査を行いそれをもとに
構造診断 ⇒ 補強方法検討 ⇒ 専門委員会の意見 ⇒ 文化庁等承認 ⇒ 施工 …と、工事は大規模かつ長期にわたる。
工事の開始以降は大鳥居がメッシュシートなどで覆われることになるため、全体の姿をはっきり見られる機会はしばらくお預けとなりそうです。
大鳥居の改修工事で、イベント時などビジュアルに影響も
大鳥居の工事期間は、2019年6月17日から2021年6月30日までの予定となっており、3年間にわたって大鳥居の姿が見られなくなります。
その為、廿日市市観光課の発表では以下のイベント開催時や来訪者が増加する時期に、大鳥居のビジュアルに影響すると言われています。
世界遺産の保存・維持のために必要な工事であるということで、広く理解を求めています。
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