星野リゾート【界宮島】広島初のホテルには石風呂も！場所は宮島口西エリア

公開：2025/06/26 Mika Itoh │更新：2025/06/26

全国にホテルやスキー場などを展開する星野リゾートが、広島県に初のホテル「界宮島」を2026年夏にオープン予定であると発表しました。

星野リゾートといえば、広島県福山市の仙酔島に県内初進出するとみられていましたが、仙酔島は現在様々な事を検討中で、もう少し先となりそう。一足はやく、宮島口で星野リゾートが運営するホテルがオープンとなります。

場所は、安芸グランドホテルやちゅーピーパークなどがある宮島口西エリア。

星野リゾートが広島県廿日市市にオープン予定のホテル「界宮島」は、全室オーシャンビュー。どのお部屋からでも窓から宮島を臨むことができます。

最上階には、大浴場を配置。南側には海の風景に溶け込むようなインフィニティ風呂で大野瀬戸や宮島を見渡せる露天風呂を配置、

そして北側には山や町並みが見渡せる内風呂を配置します。

※いずれも画像はイメージパース

さらに、瀬戸内で古くから伝わる石風呂を今に再現する予定となっています。

石風呂は、かつて瀬戸内海の沿岸に多くあった蒸し風呂。岩場をくりぬいて作られた昔ながらのサウナで、宮島にも石風呂跡が残っていると言います。

広島県では最後の石風呂が竹原市にありましたが、後継ぎがいないことから2016年に終了しており、今はもう現存する石風呂はありません。

星野リゾートはそんな石風呂の文化を現代に継承させようと「界宮島」の敷地で最も海に近い場所に設置。熱が逃げないように小さく設計されていた入口も、そのまま再現させます。

星野リゾートのホテル「界宮島」はRC造の12階建てで、客室数は54。延べ床面積は約7830㎡で、付帯施設にはフロント・大浴場・石風呂・レストラン・ショップなどが予定されています。

星野リゾートが展開するホテルブランドには、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO（おも）」「BEB（べぶ）」「LUCY（ルーシー）」という6ブランドがあり、

このうち「界」は “王道なのにあたらしい。” がコンセプトの温泉旅館。「界」の宿泊料金は1人1泊3～5万円が平均だが「界宮島」の料金はまだ未定とのこと。

「界宮島」は2026年夏の開業予定。

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