公開:2011/06/12 伊藤 みさ │更新:2021/11/03
広島 極楽寺、豊かな自然の中の重要文化財と海の見える展望台
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- 廿日市市 スポット 観光
夏場はキャンプ場としても人気のある極楽寺山(広島県廿日市市)。山頂には極楽寺があり、そばにある「蛇の池」では梅雨になると、蓮の花でいっぱいになります。
広島県廿日市市、西広島バイパスの上平良から佐伯区へ向かう国道433号線のクネクネとした山道を上がって行くと、夏場はキャンプ場としても人気のある
極楽寺山(ごくらくじやま)があり、その山頂には極楽寺 があります。
極楽寺山はモミの原生林に囲まれた山で、731年に民衆に広く仏教を広めた 行基が開山し(仏道修行の場を創ること)、その後に弘法大師(空海)が開眼した。(仏像や仏画などを安置すること)
また、知将・毛利元就が1560年に 衰えつつあった極楽寺の本堂を再興したと言われています。木造としては日本最大級の、高さ8mの大仏が安置されているという極楽寺。
山道を車で走っていると標識の地点から約1kmで行けるということで、行ってみることに。
極楽寺への道のりと山頂からの眺め
極楽寺山キャンプ場を通り過ぎた所に駐車場があり車を停めて長い長い階段を登って山頂を目指します。
よっこらせ………とたどり着いたのは山の茂みに覆われた展望広場。極楽寺があるのは違う道だ、という事に気づき改めて駐車場に戻ると 奥の方に車で通れそうな道がある。
離合するには難しいけれど、最初の方は普通に車が通れる道。しかし、頂上に近づくにつれて かなり狭い道に。
ガードレールもない 細い山道にビクビクしながら進んでいくと西国三十三ヶ所観音霊場 を表したという小さな仏像たちを発見。
頂上に着くと本堂の周りにも沢山の仏像やお地蔵さんがあり、独特の雰囲気が立ちこめています。
(仏像の後ろ姿 たち。)
記事冒頭にある 極楽寺本堂の造りは唐様式で、動きのある線が美しく 広島県の重要文化財に指定されているそうです。
本堂と阿弥陀堂の間にある細長いモノも特徴的です。
この近くにある展望台からは廿日市市の町と、瀬戸内海が遠くに見えます(ちょっと木々に遮られていますが)。
写真のように、天気がよければ宮島はもちろんのこと、江田島や、大黒神島、絵の島、津久根島なども見ることができます。
夜景も綺麗に見えそうなのですが、管理の為に極楽寺へと続く山道へ入れるのは日中のみ。17時30以降は駐車場からの門が閉まっているのでご注意を。
また、道がものすごく細く曲がりくねっているので車体の大きい車での通行はおすすめしません。距離はありますが、ゆっくりと歩いて登るくらいの感覚で行ったほうがいいかもしれません。
極楽寺山キャンプ場周辺の「憩いの森」には池(蛇の池)かあり、梅雨時期には蓮の花が一面に咲きます。
▼極楽寺
住所:広島県廿日市市原2180
電話:0829-39-0008
駐車場:無料あり(およそ100台)
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