公開:2009/10/04 Mika Itoh │更新:2021/06/15
宮島の大鳥居にある、金色の2つのマークの意味 知ってた?
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宮島・厳島神社の大鳥居は、干潮になるとそばまで歩いていけるのですが、大鳥居の屋根には「太陽と月」のマークがあります。この他にも大鳥居に近づいてみると気づくものがありますよ。
宮島・厳島神社の大鳥居には、2つの金色のマークがあるのをご存じですか? 大鳥居の屋根の部分、東西の端にそれぞれ対になった「あるもの」が描かれています。
宮島のガイドブックなどには掲載されているので、ディープな宮島ファンは知っているかもしれません。筆者は、鳥居に近づいた時に初めて気付きました。
干潮の時は、歩いて鳥居のそばまで行けるよ!
実は鳥居の屋根の両端には、「太陽と月」のマークが入っています。
厳島神社の大鳥居には「太陽と月」がある
大鳥居の東側、太陽が昇ってくる方角には「太陽のマーク」があり、
そして、陽が落ちていく西側には「月のマーク」があります。
風水では“北東”は鬼門になるため、東側に太陽のマークが置かれているのは鬼門を封じるため、という意味もあるのだそう。これを知った上で宮島を歩いてみると、ちょっと面白いんです。
色んなところに隠れている、月と太陽
宮島の厳島神社 の側には沢山の石灯籠が置かれていますが、その中でも大きめの石灯籠にはちゃんと「月と太陽」が描かれています。
月と、
太陽 。面白いですよね。
もちろん、ちゃんとそれぞれ東と西に配置されています。細かいところに気づくと、何気なく見ていた宮島の景色も、2倍楽しめそうです。
宮島の大鳥居は、自重のみで立っている
ちなみに、奈良の大仏とほぼ同じ大きさで海の中に立っている厳島神社の大鳥居ですが、
この鳥居は地面に埋められているわけではなく、自分の重さだけで立っているのだそう。
潮の流れや、大型台風などがやってきても、ビクともせずに大鳥居は自分の重みだけで、どっしりと海中で立ち続けています。
このほか、大鳥居に掲げられている扁額(へんがく:神社名が記載された額付き看板)は表裏に2枚あり、それぞれ別の表記になっているなど、大鳥居に近づいてみて初めて気づくことが色々とありますよ。
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