公開:2023/12/25 Mika Itoh │更新:2023/12/24

宮島で鎮火祭、古くから伝わる火難避けのお祭り!大晦日の宮島恒例行事

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1年の火難避けを祈る宮島・厳島神社のお祭り「鎮火祭」が、2023年12月31日に行われます。厳島神社から松明で祭場となる御笠浜へ火が運ばれ、島民は大小様々な松明を作って御笠浜に集まります

宮島で大晦日の恒例行事となっている鎮火祭(ちんかさい)が、2023年12月31日の18時30分から行なわれます。鎮火祭は、1年の火難除災(火事の災難から逃れる)を祈る厳島神社の行事。

宮島で鎮火祭、古くから伝わる火難避けのお祭り!大晦日の宮島恒例行事
※画像はイメージ

神社の祓殿に斎火(いみび又はいむび / 不浄を斎み清めた火)を灯した祭壇を設け、ここで斎主が祝詞を済ませた後、松明に火を移して祭場となる御笠浜(みかさのはま)へと運ばれます。

御笠浜に設置された「大束」に火を移し、大束から大松明に火を点けます。宮島の島民は、大小様々な松明を作って御笠浜に集まり、

松明に御神火を点け消火したものを家に持ち帰り、神棚に供えるのだそうですよ。

屋外で行う行事のため観客も見学可能で写真撮影などもOKですが、脚立や三脚の使用やドローン撮影はNGとなっていますのでご注意を。

なお、近年は観光客の増加に伴い衣服に火が燃え移りそうになるなど危険な状況であるため、一部エリアは立入り規制があります。現地の案内に従って見学下さい。

大晦日の厳島神社の拝観時間は6時30分~17時00分までで、元旦は午前0時~18時30分までとなっています。

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