TOTO宮島おもてなしトイレ、休憩所や観光案内・ゴミ箱の設置も

TOTO宮島おもてなしトイレの場所

TOTO宮島おもてなしトイレの建物が誕生した場所は、表参道商店街の中。

かつては「大杓文字」の展示スポットだった

宮島桟橋（フェリー乗り場）から厳島神社へ向かう途中にあり、元々「世界一の大杓子」が展示されていた場所の跡地に誕生しました。

なお、大杓子の展示は、廿日市市役所 宮島支所跡地に整備される地域拠点施設（平成33年4月供用開始予定）に移される見込み。

TOTO宮島おもてなしトイレ　1Fの観光案内所

中に入ると、正面には観光案内を行うインフォメーションカウンターがあります。

また、その近くには観光案内のモニターが設置されています。

モニター画面には島内の地図と観光スポットなどが表示されており、タッチパネル式になっています。その他、1Fにはベンチや自動販売機もあり。

おもてなしトイレ

新施設「TOTO宮島おもてなしトイレ」は、2階建て。トイレは、1Fと2Fの両方にあります。

1Fのトイレのほうが広く、女性・男性・キッズ・車イス用のトイレと多機能トイレ、ベビールームなど。

TOTO宮島おもてなしトイレ（女子トイレ）

トイレの入口には、綺麗な紅葉ライトの演出も。また、トイレ内もエアコンが効いていて涼しく、夏場でも快適に利用できます。

明るく清潔感のあるトイレ内部の様子。

トイレの個室は広めで、ウォシュレット用のボタンの上には小型の液晶モニターが設置され、

その小さなモニターには観光案内やトイレの使い方、広告などが表示されています。

宮島の街なかには無い「ごみ箱」も

宮島観光でとても不便な事の1つに「ゴミ箱」の問題があります。宮島には、食べ歩きグルメを販売するお店が多くあるにも関わらず、街なかにはゴミ箱がほぼ設置されていません。

自動販売機もあちこちに設置されていますが、その横にもゴミ箱が設置されていないのです。そのため、ゴミが出たらずっと持ち歩かなければなりません。

宮島は、野生の猿や鹿と人が共存しているため、ゴミを荒らされないためにゴミ箱が設置されていないのかもしれませんが、宮島にはコンビニも無いため、どこを歩いてもゴミ箱が見つからず、観光客にとってはとにかく不便でした。

TOTO宮島おもてなしトイレは、そんな宮島島内ではとても貴重な「ゴミ箱設置スポット」でもあります。

このほかでは、宮島桟橋（フェリー乗り場）に、ゴミ箱が設置されています。

TOTO宮島おもてなしトイレ、2Fは休憩スペース

1Fの観光案内モニター横には2階へと続く階段があり、

これを上がっていくと、ゆったりとした休憩スペースがあり。

広い空間にベンチが並べられ、壁際にはモニター。また、小さな杓子が祀られていました。

TOTOの調査によると、ほとんどの訪日外国人旅行者は観光地に“綺麗なトイレ”があると「観光地のイメージがよくなる」と回答しており、

TOTO宮島おもてなしトイレの登場で宮島観光のイメージがより良くなることが期待されています。

TOTO宮島おもてなしトイレ
住所	広島県廿日市市宮島町536番地1（地図）
時間	トイレ 9時～21時 / 観光案内窓口と休憩所 10時～18時
問合せ	0829-30-9142（廿日市市役所 観光課）
オープン	2019年8月1日より供用開始
施設	トイレ（車イス用・キッズ用あり）、ベビールーム、観光案内所、休憩スペース、自動販売機、ゴミ箱
備考	宮島グルメ / 宮島観光 / 廿日市市おでかけマップ

※内容は執筆時のもの。確認してお出かけ下さい。