呉市 両城の200階段、映画 海猿ロケ地へ登ってみた
両城の200階段は、映画「海猿」のロケ地になった場所。伊藤英明らが演じる海猿たちが、この急勾配が続く階段でハードなトレーニングを積むシーンが印象的だった場所です。
映画 海猿のロケ地、両城の200階段。海猿(潜水士を目指す海上保安官)たちが酸素ボンベを抱えて階段を駆け上がる訓練のシーンで登場する事は有名で、映画公開から数年経った今も 海猿ファンがロケ地巡りとして来る「海猿の聖地」でもあります。
両城の200階段は 呉市両城の住宅街に突如として現れる急で長い階段のこと。200階段とは呼ばれているものの、実際は260段近くあるとか。
遠目から見ても、いかにも辛そうなこの階段。息切れ必至の心臓破りな 両城の200階段を 実際に登ってみました。
心臓破りの「200階段」をのぼりきれば、呉市内が一望できる
以下の動画は、両城の200階段の様子。
呉市三条通り(国道31号線)から1本奥に入った、商店街のある「三条通コミュニティ通り」などには 200階段への案内表示がたくさん掲示されていて 入りくんだ場所ながら意外と分かりやすい。
両城小学校の横、民家の横にある 狭い階段が 両城の200階段への入口。ここをあがっていくと
どんどん勾配が急になっていく…。上を見上げても頂上が見えないほどで、ちょっと心が折れそうになりますが 気持ちを強く持ってのぼっていくと頂上に到着!
振り返ると、転がり落ちたら止まらなそうな場所。映画ではここで海猿たちが訓練をしていましたが、これは映画上の演出。実際の潜水士の卵がここで訓練することは無いようです。
また、階段をのぼった先にある小さな空き地では「潜水士の訓練途中に大輔(伊藤英明)と工藤(伊藤淳史)が罰として腕立て伏せをさせられる」というワンシーンがありましたが、
実際に映画のロケで使われたのはこの空き地ではなく「神原町」という場所で撮影されたのだとか。(映画の中では階段を登った先にあるように編集されています)
苦労して登った階段のてっぺんからの景色は、呉市内を見渡せて気持ちがいい。また、登って来た場所の反対側には、海や造船所なども見えます。ここは夜景スポットとして写真撮影に来る人も多いとか。
両城の200階段の案内看板によれば、
とあり、呉には急勾配な地形に住宅が軒を連ねる風景が多いのだそう。
この階段の正面にも同じような階段と急斜面に建つ家がたくさんあり、この長~い階段はここに暮らす人の生活に必要不可欠なもののようです。
両城の200階段 はガイドブックにも載る観光スポットとなっていますが、周りは民家や私有地のためマナーを守って海猿ロケ地巡りを楽しんで。この他、海猿のロケ地として、呉中央桟橋ターミナルや海上保安大学校などでも撮影が行われました。
両城の200階段 | |
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住所 | 広島県呉市両城[地図] |
近隣 | 周辺おでかけマップ |
備考 | 周辺グルメ/周辺スポット |
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