公開:2021/05/03 Mika Itoh │更新:2021/05/03
土砂災害の爪痕残る、白竜湖(広島県三原市)の風景
白竜ドーム(白竜湖スポーツ村公園:広島県三原市大和町)の裏山で起こった土砂崩れ現場で、砂防堰堤工事が進んでいます。3年前の豪雨災害の爪痕が、まだ町に残っています。
広島も県内のあちこちで大きな被害を受けた、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)。2018年に起こった豪雨災害から、もうすぐ3年を迎えようとしています。
写真は2021年3月31日に撮影したもの。白竜湖スポーツ村公園の「白竜ドーム」のすぐ裏山(広島県三原市大和町和木)で、土砂崩れがあった場所です。
現在この場所は、広島県が実施している災害関連緊急砂防事業の1つとして、約2.6億円かけて砂防堰堤(さぼうえんてい)工事が行われています。
ちなみに、同じように土砂災害を防ぐ設備を「砂防堰堤」や「砂防ダム」と呼ばれますが、違いは基礎地盤から堤頂までの高さが15m以上のものを「ダム」、15m未満のものを「堰堤」と呼んでいるのだとか。
三原市大和町和木では、堰堤の本堤部(高さ12m×幅80mのコンクリートの壁)は2020年9月末に完成済み。引き続き、堰堤下流部の工事が行われています。
あの豪雨災害から3年たった現在は、新型コロナウイルスに襲われています。平穏な日々が戻ってくるのが、本当に待ち遠しいですね。
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