キング軒本店、広島の汁なし担担麺人気店でシビれる刺激

公開：2013/03/25 伊藤みさ │更新：2021/09/16

汁なし担担麺専門キング軒大手町本店が広島市中区中電前駅（広島電鉄）の近くにあります。

「汁なし担々麺」は広島のB級グルメとして実は相当昔から存在していたようで県内にも多くの店で提供されていますがキング軒はその中でも有名な汁なし担担麺専門店。

キング軒店舗は中電前電停のある大通り(鯉城通り)から小道に入りこんだお店で駐車場も1台のみであるもののここを訪ねてくる人は多くは入れないことも。（なので近隣のコインパーキングに停めました）

筆者がお邪魔した時も早くからお客さんが入っていました。

キング軒ではまず、店内入ってすぐにある券売機で食券を購入。

汁なし担担麺の辛さレベルが0辛から4辛まで選べ、以下のような目安からチョイス。

0辛：辛みのない汁なし担担麺
1辛：辛いモノが苦手な方
2辛：辛いモノが好きな方の基本
3辛：より刺激的が欲しい方
4辛：辛さ、しびれ、最上級！！！
※これらは券売機にも書かれています。

「チョイ辛が好き」な筆者は2辛、もう一人は「刺激を求める」タイプのため3辛をそれぞれチョイス。どの辛さを選んでも料金に違いはありません。

食券を店員さんに渡して待っていると数分でやってきた汁なし担担麺。花椒（ホワジャオ）がたくさん振りかけられていて、しっかり香りも漂ってくる。

(写真は3辛)

壁に貼られた「担担麺の食べ方」に沿って、まずは［汁と肉みそが麺にしっかり絡み付くまで30回以上混ぜ合わせる］。

すると麺がいい色になりました。

いざ2辛を食べてみると、最初は担担麺の肉みその味がきますが後から鮮烈な花椒の痺れる辛さがお口イッパイに…！個人的に「チョイ辛」を超えてきた辛さを、なんとか緩和させるべく温泉玉子(50円)を追加してみました。

この温泉玉子もまた、キング軒おすすめの「担担麺の食べ方」に沿って、すき焼きスタイルで温泉玉子に麺をつけて食べてみます。するとかなりマイルドになって担々麺の辛旨さを楽しむことができました。

横を見ると、編集長が急いで3辛の坦々麺を食べ進める姿が。つけ麺のばくだん屋では毎回［10倍］を涼しい顔で食べる彼女も、今回は「ゆっくり食べてたら辛くて口がしびれてくる・・！」と語っておりました。

3辛のほうには、残ったタレに半ライス(50円)を投入！最後まで美味しくいただくため、卓上のタレ・お酢をかけて混ぜ合わせるとまた味が変わって、こちらもなかなか。今度はゆっくりと味わえました。

オシャレな丼の中におさまった入った汁なし担担麺は汁が入っていないだけに見た目は少なそうに見えますが普通のラーメンと同じようなボリューム。唐辛子とはまた違う辛さですが、食後しばらくするとスッと辛さが引く不思議な爽やかさ。

辛さのチョイスに気を付けながら、また是非ともトライしたくなるキング軒の汁なし担担麺です。

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