福屋八丁堀本店の屋上が閉鎖、2016夏 飲食スペースに大改装
長く愛されてきた福屋八丁堀本店の屋上が2016年 年明けすぐに閉鎖することが決定。2016年夏のリニューアルオープンに向け、改装工事に入ります。どんなスペースに生まれ変わる?
福屋八丁堀本店(広島市中区胡町6-26)の屋上が2016年1月11日の営業をもって閉鎖されます。
2015年1月イベント開催時の様子
福屋八丁堀本店では「屋上を舞台に地域の新たなにぎわい創出」をめざし様々なイベントを開催。また、一般公募による “地域サポーター”を交えての意見交換などを経て、
市内中心部にあり、古くから市民に愛されている「福屋」の屋上に求められるもの・在り方・ビジョンが見えてきたのだという。
それは、「過去の大食堂の要素を取り入れた、未来に向けた新しい形の飲食スペース」。
福屋屋上活用のビジョン「かつて“ハレの日”に家族で足を運んだ、憧れの場所をもう一度」
- 子供のころ両親に連れられて初めて屋上に行った時、その華やかさと見たこともない遊具の数々に、ここはまさに夢の国だと思った
- 福屋の大食堂で旗のたったオムライスを食べさせてもらうのが一番のごちそうだった
“幼き日に福屋の屋上で過ごした思い出とあの味” が大人になっても忘れられない記憶として残っている…といった声が多く寄せられたことをうけて、屋上は「年間を通して利用できる飲食スペース」として生まれ変わります。
2016年1月11日に、屋上を閉鎖。その後、2016年7月下旬のリニューアルオープンに向けて、改装工事がスタートします。担当するのは建築家・安部良氏。代表作としては瀬戸内国際芸術祭出品、香川県豊島の「島キッチン」などがあり、国際的にも活躍。
福屋の屋上は、「街なかでありながら青空が広がる1140㎡もの屋上スペースに公共性と回遊性を持たせる設計」となる予定。どのような空間となるのか、2016年夏のリニューアルオープンに期待がかかります。
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