公開:2011/08/07 伊藤 みさ │更新:2024/08/04
広島原爆ドーム前で2011.8.6「とうろう流し」灯篭には折り鶴の再生紙も
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- 広島市 中区 スポット 観光
広島から平和を願う「平和記念式典」が2011年8月6日に行われ、夕方からは元安川で「とうろう流し」が行われました。多くの人が犠牲者への鎮魂をこめ手を合わせました
2011年8月6日、広島市中区 平和公園で午前中に行われた平和記念式典の後、原爆ドーム前の元安川では夕方5時半頃から「とうろう流し」が行われました。
この日に流された 灯篭(とうろう)は約8000個。この中には毎年1千万羽、世界中から送られてくる折り鶴の再生法として平和公園に捧げられた折り鶴をすき直した紙も使われています。
「折り鶴に込められた想いを[昇華]」。
犠牲者の冥福と平和への祈りが込められた灯篭を多くの人が流し、祈りに包まれました。
とうろう流し2011、平和の願いも発信
一瞬にして多くの人の命が奪われたあの夏から66年。
沢山の人の支えと頑張りによって、広島はこんな街に復興を遂げました。
以下の動画は、2011年8月6日に行われた灯籠流しの様子。
セミの鳴き声が暑さを増す中、夕暮れ時からたくさんの灯篭が流されます。元安川には人が集まり、静かにその風景を眺めていました。
そんな中にも「休む場がない」からと、マナーの悪い人も。ちょっと悲しい一場面を目撃してしまいました。
灯篭は「ピースメッセージとうろう流し」の実行委員会側が流すものと自分で流す「手流し流灯」もあります。
自らの手で祈りの火を川に放とうと、入り口まで長い列をつくり順番に流して行きます。
受付で灯篭の和紙を購入、メッセージなどを書き込み川のそばで 実行委員の人の手を借りながら灯篭を組み立てます。
流れの穏やかな川に浮かんだ灯篭はこどもたちなどが川の中ほどまで連れて行ってくれ、ゆっくり下流へ。
みんなの祈りが、日本中へ、世界中へ届きますように。
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