ヒロシマの碑、戦争も原爆も知らない世代が残した想い
ヒロシマの碑 という石碑が、平和公園の横を流れる元安川沿いにあります。この場所が、昔はどんな場所だったか?を知る事ができる モニュメント。
ヒロシマの碑 という石碑が、平和公園の横を流れる元安川沿いにあります。戦争や原爆の記憶は、広島平和公園だけでなく 広島市内には特に多く残されていて それぞれにストーリーがあります。
ヒロシマの碑についてご紹介すると、ヒロシマの碑があるこの場所は 爆心地(中区大手町の島外科)に近く、原爆の熱戦で表面が溶けた瓦が沢山埋まっていたそうです。
広島市が1981年にこの元安川の美化工事に乗り出した時、瓦の発掘とこの碑の建設を地元の高校生たちが呼びかけて形になったのだそうです。発掘された瓦は「原爆瓦」として ヒロシマの碑の中にはめ込まれていて、私達も見る事ができるようになりました。この碑には
という碑文が記されています。碑文は被爆二世の方の原案をもとに作成され、上に乗ったブロンズ像は「戻れない風」をテーマに、昇天する犠牲者の魂を表現しているそうです。
広島のいろいろなところに残る、ヒロシマの記憶
建設を呼びかけた高校生たちや「原爆も戦争も知らない世代」にとって、当時この場所がどういう状況だったか?という事には触れる機会はあまりないものですが モニュメントとして形になる事で、知るキッカケとなりますね。
なにも知らずに通り過ぎれば「なにかの平和祈年碑だろう」と思うだけですが、少し近寄ってみるだけでここから見える景色も少し変わるかもしれません。
水の都リバーウォークという、広島市中心部の川辺を楽しむウォーキングエリアの中にもいろいろな モニュメントがあるのでいろんな「広島・ヒロシマ・ひろしま」を感じてみてください。
(桜の季節の平和公園から見る 元安川の風景)
▼原爆犠牲ヒロシマの碑
[場所を地図で確認する]
Via.
原爆犠牲ヒロシマの碑/広島市
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