広島三越を改装しリニューアル、新たなモデル店舗に
三越伊勢丹ホールディングスは、現在赤字となっている広島三越や松山三越に投資を行い、リニューアルさせる予定であると発表しました。
業績悪化のため、関東甲信越エリア(東京都府中市・神奈川県相模原市・新潟市)の3店舗を順次閉店していくことを決めている三越伊勢丹ホールディングスは、
同じく赤字となっている広島三越については今後投資を行い、リニューアル(改装)していく意向であると発表しました。
広島三越のリニューアルは、三越伊勢丹ホールディングスのCEO兼CDTO 杉江氏が、2018年度 第2四半期決算説明会(2018年11月7日)に登壇した際に発表したもの。
2018年10月には三越日本橋本店をリニューアルオープンさせ、2018年秋~2019年春に伊勢丹新宿本店のリニューアルオープンを控えるなど、大規模な再開発を行っている三越伊勢丹ホールディングスは、
赤字となっている地域店の広島・松山の店舗も投資を行い、再生させていくとしています。
広島三越・松山三越は「立地よく地区ポテンシャルが高い」と判断
改装に関する具体的な時期についてはまだ発表されていませんが、三越伊勢丹ホールディングスは広島三越と松山三越について
「この2店舗に関しては赤字ではありますが地区のポテンシャルを見たとき、必要な投資をかければ再生していくのではないか」
とし、閉店はさせずに投資をしてリニューアルを行っていく。
また、新宿・日本橋・銀座といった基幹店の品揃えをオンラインに載せ、ECサイトでも購入できるように整備中。さらに各ブランドの在庫状況を地方と連携させ、
「これまでは地方の小さな店舗の中でしか買えなかったが、基幹店の品揃えを店頭タブレットで商品提案できるようになり、取り寄せ、販売につなげる」
と、オンライン化を一部店舗でスタートしており、良い結果も得られているとのこと。既存の顧客をホールドしつつ、新しいお客を呼び込む新たな計画が着々と進められています。
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