公開:2023/02/05 Mika Itoh │更新:2023/02/05
祠を建替え、広島・新天地公園内の中にある「新天地紅桃花稲荷大明神」
広島の繁華街の中にある公園内に祭られている新天地紅桃花稲荷大明神(広島市中区)の祠が2022年12月に新調されました。新天地商店街の商売繁盛の守護神として
新天地紅桃花稲荷大明神(しんてんちこうとうかいなりだいみょうじん:広島市中区)の祠が建替えられ、2022年12月に新しい祠が設置されました。
新天地紅桃花稲荷大明神が祭られているのは、中央通りと流川通りの間に位置する街なかの公園「新天地公園」内。
花壇などが置かれている【広場】と【新天地集会所管理事務所】との間にあります。
新天地紅桃花稲荷大明神とは?
現地に設置された案内板によると、新天地紅桃花稲荷大明神は京都の伏見豊川稲荷の系統で、般舟寺(はんじゅうじ)の守護神として約320年前に勧請(神仏の分霊を他の地に移して祭る)。
当時、お寺を新天地に構えていた般舟寺は、1945年8月6日に被爆。しかしご神体は疎開されていたため、被害を免れました。
その後 般舟寺は広島市西区楠木町に場所を移していますが、大明神は新天地商店街の商売繁盛の守護神として、いまも祠だけがこの地に残っています。
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