出身地鑑定!女子大生が作った方言チャートが2015バージョンにリニューアル
東京女子大学の学生さん(篠崎ゼミ)が作った「出身地鑑定!方言チャート」が新しくなった!都道府県だけでなく、さらに詳しいエリアまで鑑定。あなたの出身地は当たるか!?
東京女子大学の学生が作った「出身地鑑定! 方言チャート」が当たると、ネットで話題になっています。
方言チャートは、方言学・社会言語学を専門とする篠崎晃一教授のゼミ生と、データベースサービスのジャパンナレッジが共同で作ったもの。
Photo by japanknowledge.jp/hougen
数年前にリリースされた「方言チャート」は、SNSなどを通じておよそ700万人が利用しており、画面上に出た質問に「はい or いいえ」で答えていくと出身地が分かる、というもの。
今話題となっているのは、都道府県別の鑑定をさらに100のエリアに細分化した「方言チャート100」。広島で言うと、安芸エリア・備後エリアといったところまで細分化出来るというもの。
設問も進化!出身地鑑定方言チャート100
方言チャートでは、「○○することを “△△する” と言う事がありますか?」など、その土地でしか使わない言葉などの質問が出され、出身地を絞り込んでいく。
例として以下のような設問が登場▼
- 「そろそろ家を出ないといけない」と言う時、「家を出んとおえん」と言うことがありますか?
- 「今日のテスト簡単だったね」と言う時、「今日のテストみやすかったね」と言うことがありますか?
- 「学校の昼休み」のことを「昼休憩」と言うことがありますか?
新しくなった方言チャートはこれに加え、細分化するためのよりコアな設問が用意されているようです。
広島出身・広島育ちの筆者がトライしてみたところ、以前のバージョンでは「あなたの出身地は広島県ですね!?」と鑑定結果が出ましたが、新しいバージョンでは「山口県ですね!?」との鑑定。
結果としては合っていないのですが、広島県内でも山口寄りの地域に住んでいたことや家族に山口出身者がいたり…と、
本人が生まれ育った土地だけでなくそれを育てた家族の出身(家族で使っている方言)もこの結果に左右されるため、半分納得の鑑定結果でした。(ここで言う “出身地” とは、3・4歳から13・14歳の頃に生活していた地域の事を指すとのこと)
方言チャートをやり終えた後は、出身地が合っていたか?をフィードバックするコーナーもあり、今後の方言研究に役立てられるようです。
この新しい方言チャートは、現在就活中の篠崎ゼミ9期生がリリースしたという力作。ゲーム感覚で参加してもらう事で一般の人もたくさん巻き込み、データ収集をしていく。
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