福智院、世羅でお茶・かき氷など和スイーツが人気の宿坊カフェ

公開：2021/08/03 伊藤みさ │更新：2021/08/03

福智院は平安時代に宿坊（お坊さんや参拝者のための宿泊所）として開かれたもので、築170年の建物を修復し、現在はカフェとして営業されています。

カフェ雪月風化福智院では、地元世羅で生産されるお茶（TEA FACTORY GEN）やそのアレンジドリンクと和スイーツが提供されていますが

中でも夏季限定のかき氷が贅沢感があると人気があります。

福智院があるのは、広島県・世羅町の今高野山の参道沿い。

今高野山に向かう入口・総門（仁王門）をくぐって、参道を進みます。

参道沿いにカフェへの入り口がある

緑豊かで小鳥のさえずりがよく聞こえてくる参道沿いを歩いていると、福智院の趣のある外観が見えてきます。

中に入ると、縁側のあるお座敷席と椅子席の2種類が用意されています。

お座敷の席のうちの一つは撮影専用として設置されています。机にはガラスが敷かれていて、その面に映る木々の様子とともに撮影ができる。こういうスポットが用意されているところはイマっぽい感じ。

テーブルに景色を映して撮影した様子

用意されたお茶メニューは、煎茶・ほうじ茶・和紅茶など様々あり今回はオススメという「広島在来煎茶」をいただきました。時期によっては新茶と昨年のものが選べるようです。

1煎目は抽出されたものが提供されますが、ポットと急須が用意されるので、2煎目・3煎目と香りや味の変化を楽しむことができます。

夏季限定のかき氷はいくつか用意されていました。

以下は見た目にもカラフルな「果実氷り」

写真は「果実氷りトリプル」

このほか、和の「お茶氷り」もあり。いずれも、蜜と練乳は付いており、「シングル」ではシロップが1種類／「ダブル」はシロップ2種類／「トリプル」はシロップ3種類。価格は790円～。

以下は「七福氷り」。ほうじ茶シロップ・黒蜜のほか、わらび餅やミルクジェラートも入った豪華版。※こちらは2021年7月末までの限定メニューでした

提供時にお店の方も言われていましたが、店内は冷房がないので溶けるのが早いということで写真撮影はそこそこに、美味しいうちに早めに食べるのがおすすめ。

小さなグラスに入ったシロップはそのままかけるとダラっと垂れてしまうので、スプーンですくってかけるとよさそうです。

このほかスイーツには、お茶パフェ・白玉ぜんざい・田舎餅などがあり。

静かな空間の中で、心を落ち着かせながらお茶やスイーツがいただける「雪月風化福智院」。

このカフェがある「今高野山」は春には桜、秋には紅葉の名所として多くの人が訪れるスポット。

弘法大師が開基したという龍華寺を中心とするエリアで、上には展望台もあります。そんな、お寺への参拝や散策とともに楽しむのもおすすめです。

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