公開:2018/05/21 Mika Itoh │更新:2018/05/21

大崎上島に竜宮城?ド派手な「かもめ館」は神峰山への登山口

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赤い竜宮城のような建物と、縦に細長く中国にありそうな建物が大崎上島の沿岸部に。のどかな風景の島にある不思議すぎる建物「木江港交流倶楽部 かもめ館」に迫ってみました。

大崎上島の沿岸を車で走っていると、目に飛び込んでくるド派手な建物。何だこれは…、と気になり思わず車をとめて近寄ってみました。

大崎上島に竜宮城?ド派手な「かもめ館」は神峰山への登山口

異国の雰囲気が漂う赤い建物の隣には、細長い謎の建物が寄り添うようにあり、その一番高い場所からは渡り廊下のようなものが…。

大崎上島、かもめ館は神峰山の登山口
何だこれは…

入口に近づいてみると「木江港交流倶楽部 かもめ館」と、看板が掲げられています。

大崎上島に竜宮城?ド派手な「かもめ館」

大崎上島の かもめ館
海側からみた、かもめ館

どうやらここは、地元の方が利用するコミュニティスペースのようで、竜宮城をイメージして造られたのだとか。芸能育成・発表の場として使用される大広間やホール、映像スペースなどがありました。

謎の建物「かもめ館」に入ってみる

大崎上島の「かもめ館」に入ってみると、中は電気が消えていて真っ暗です。

かもめ館、中の様子

あまりに静かだったため気づきませんでしたが、存在を消しているかのようなオジサマが1人、1Fの広間にあるテレビを見ていました。

お話を聞いてみると、発表会などの利用がない普段は、神峰山への登山を楽しむ方のための登山道入口となっているのだとか。

かもめ館、登山口
実際はもっと暗い

1Fフロアの中央には、アコーディオンカーテン式の扉がついた、怪しげな入口が。近づいてみると「神峰山登山口」の文字。

神峰山登山口

神峰山へのハイキングは、ここからスタートとなるようです。扉を開けて進んでみた様子は、以下の動画より。


登山口の扉を開けると、右も左も足元さえも何も見えない真っ暗闇で、その先に進むのを若干ためらうほど。

先ほどのオジサマ情報によると、普段から「かもめ館」は節電のために電気を付けていないそうで、これがいつもの状態なのだとか。暗すぎて、写真は撮れませんでした。

登山口の扉を入り左に進んでいくと、螺旋階段の入口があります。上からの自然光が差しているため、この辺りからようやく安心感が戻ってきます。

かもめ館の螺旋階段
これでもかなり明るめに撮っています

4~5階建てほどの高さになるでしょうか。結構な段数があるため、頂上につくころにはちょっと息が上がります。

神峰山登山道に通じる連絡橋

頂上は、神峰山登山道に通じる連絡橋があり。ガラス張りのため、かなり明るく、海や造船所などが上から眺められます。

金剛寺を抜けて、神峰山へ

かもめ館の連絡橋を渡りきったところに扉があり、

かもめ館の連絡橋、利用は4時まで

『月曜日は休館、入館禁ズ』の文字が。ちなみに、登山口のところにもメモがあり、

かもめ館の連絡橋、月曜日は休み

かもめ館は午後4時に閉館するようです。メモによると、かもめ館を使わなくても、道路まで降りられる道があるとのこと。

連絡橋を出ると、金剛寺というお寺があり、

大崎上島の金剛寺

その先に、神峰山へのコースが続いています。

神峰山への登山コース

金剛寺から神峰山展望台までは1910m、さらにそこから山頂までは280mとのこと。

かもめ館
住所 広島県豊田郡大崎上島町木江141-8
問合せ 0846-62-0360
備考 月曜日は休館、入館は16時まで。トイレあり
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※内容は執筆時のもの。確認してお出かけ下さい。

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