天寧寺 三重塔
尾道の代表的な風景として取り上げられることも多い、「天寧寺 三重塔」。広島県尾道市にあるもので、もともとは五重塔だったが時を経て三重となっている
広島の観光地・尾道市の千光寺ロープウェイや千光寺への参道からよく見える位置にある、天寧寺 三重塔。その姿はひときわ目立ち、尾道の風景のシンボル的な存在となっています。
天寧寺は、室町幕府第2代将軍 足利義詮の寄進で創建された禅寺。
創建当時はかなりの広さを誇っていたそうですが、火災などで焼失。現在は本堂・五百羅漢堂がある境内のほか、ここから少し山手にのぼったところにある三重塔に分かれています。
なお、この三重塔は創建当時は五重塔でしたが、痛みのひどい上二重は取り払われ三重になったと伝えられています。
三重塔は、その趣ある外観が魅力的なだけでなく格子の隙間から塔の内部を覗くこともできるそう。中には仏像などがおさめられています。
本堂・羅漢堂は拝観自由。本堂にある墨で描かれた唐獅子牡丹の襖絵もみどころ。
また、羅漢堂には五百羅漢像(仏様)が全部で526体並んでいます。一つ一つ顔や表情、ポーズが異なります。ここも天寧寺のみどころの一つとなっています。
羅漢堂は座禅の場でもあり、毎週、一般向けの座禅体験が行われています。(要予約・問い合わせ)
天寧寺は、しだれ桜と牡丹でも有名
本堂前の境内には、枝垂桜が植えられているほか、牡丹の寺としても有名です。
Youtubeチャンネル
桜の咲く4月上旬や牡丹の咲く 4月下旬~5月上旬が見頃。
三重塔(天寧寺)について
名称 | 三重塔(天寧寺) |
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住所 | 広島県尾道市東土堂町17-29(天寧寺) |
アクセス | JR尾道駅から徒歩15分。または、おのみちバス長江口バス停下車、徒歩3分 |
電話番号 | 0848-22-2078 |
備考 | 周辺おでかけマップ/周辺グルメ/周辺スポット |
※内容は執筆時のもの。確認してからお出かけ下さい。
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2020.03.10 [writer]Haruka