粟屋駅 あわやえき(JR三江線:廃線)
粟屋駅は、かつて広島県三次市粟屋町に設置されていた JR西日本の三江線の駅で、2018年4月1日に廃線となりました。
JR西日本の三江線は中国地方最大の「江の川(ごうのかわ)」沿いに走るローカルな風情がある路線で、単線で無人駅。
駅名の看板
島根県国江津市の「江津駅」から 広島県三次市の「三次駅」を結んでいた路線で、二つの駅から一文字ずつ取り「三江線」と呼ばれていました。
三江線に33ある中間駅のうち、交換設備(列車同士の離合)があるのは5駅だけなので、基本的に駅はこのスタイル。
プラットフォーム
プラットホームの待合席
粟屋駅には、駅舎が無くプラットホームに待合席があります。
長谷駅の神楽駅名(愛称)は「曽我兄弟」
三江線沿線地域は神楽が盛んなエリア。100近い神楽団が活動しているとも言われます。
神楽駅名板。粟屋駅は「曽我兄弟すてーしょん」
一方で鉄道利用者の減少が止まらず厳しい状況が続いていることから、「三江線活性化協議会」らが神楽にちなんだ愛称を三江線すべての駅にをつけ駅のホームや待合室などに「神楽駅名板」を設置。
愛称は地元や沿線の神楽団の方との協議を重ねたうえで、愛着を持ってもらえるようにと設定されました。
「神楽駅名板」には、演目の紹介があります。
待合席の裏側の風景
昭和30年(1955年)に開設、平成30年(2018年)4月1日に廃駅となり、63年間の歴史に幕を引きました。
粟屋駅(JR三江線:廃線)について
名称 | 粟屋駅(JR三江線:廃線) |
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住所 | 広島県三次市粟屋町字下津河内3598 |
備考 | 三次市グルメ / 三次市スポット / 周辺おでかけマップ |
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